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仕様・特長
ダイナミックレンジモードについて教えてください。
デジタルカメラの「ダイナミックレンジ」とは、カメラが処理できる輝度の範囲を指します。
ダイナミックレンジモードでは、露出を変化させて 2 枚の静止画を連続撮影し、それぞれの適正露出部分を合成した画像を記録します。(以下、イメージ)

明暗差の大きい日向と日陰を同時に撮影する場合などは、明るい部分が白とびしてしまい、撮影した画像が実際の印象と異なってしまう場合があります。これは、カメラが処理できる輝度の範囲が、人の目よりも狭いためです。
ダイナミックレンジモードでは、明るい部分から暗い部分までなめらかに再現し、人の目で見た印象と近い画像が記録できます。
【注意!】
ダイナミックレンジでは、他のモード時と比べて撮影時間が長くなるので、必ず三脚を使用してください。手ブレに注意のマークは常に表示されます。
三脚に固定しても、シャッターボタンを押したときにカメラが動いてしまうことがあります。このような場合、セルフタイマーやケーブルスイッチCA-2(別売り品)のご使用をお勧めします。
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- ・[画質・サイズ]で RAW モードは選択できません。
- ・デジタルズームは無効となります。
- ・フラッシュは発光禁止になります。
- ・撮影場所が明るすぎたり暗すぎたりする場合、ダイナミックレンジの効果が出ない場合があります。
- ・動きのある被写体は、鮮明に撮影できません。
- ・蛍光灯の下で撮影する場合、ちらつき(フリッカー)により、色や明るさが正しく記録できない場合があります。
モードダイヤルをSCENE に合わせ、MENU/OK ボタンを押し、シーンモード選択画面でダイナミックレンジモードを選択してください。


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- ・[撮影設定]メニューの [+通常撮影] を選択しておくと、ダイナミックレンジ拡大画像と同時に通常撮影画像を記録も可能です。
(ダイナミックレンジ拡大画像(左図)と通常画像(右図)を並べた、イメージ)
- ・[撮影設定]メニューの[ダイナミックレンジ拡大効果]で、画像の階調を広げて明るい部分から暗い部分まで表現できるようにします。[弱][中][強]から選択できます。
ダイナミックレンジ拡大効果については、以下をご参照ください。
ダイナミックレンジの拡大効果について教えてください。
- ・[撮影設定]メニューの [+通常撮影] を選択しておくと、ダイナミックレンジ拡大画像と同時に通常撮影画像を記録も可能です。
FAQ No : GR04418
掲載日 : 2011/09/16
製品名 : GR DIGITAL IV
掲載日 : 2011/09/16
製品名 : GR DIGITAL IV