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ダイナミックレンジダブルショットモードについて教えてください。
デジタルカメラの「ダイナミックレンジ」とは、カメラが処理できる輝度の範囲を指します。
明暗差の大きい日向と日陰を同時に撮影する場合などは、明るい部分が白とびしてしまい、暗いところが黒くつぶれたりしてしまい、撮影した画像が実際の印象と異なってしまう場合があります。これは、カメラが処理できる輝度の範囲が、人の目よりも狭いためです。
ダイナミックレンジダブルショットモードで撮影すると、明るい部分から暗い部分までなめらかに再現し、人の目で見た印象と近い画像が記録できます。
- ・ダイナミックレンジダブルショットでは、露出を変化させて 2 枚の静止画を連続撮影し、それぞれの適正露出部分を合成した画像を記録します。
撮影メニューで [+通常撮影] を選択しておくと、ダイナミックレンジ拡大画像と同時に通常撮影画像を記録も可能です。
[+通常撮影] の設定方法は、以下の FAQ 内でご案内しております。 - ダイナミックレンジの拡大効果について教えてください。

(ダイナミックレンジ拡大画像(左下図)と通常画像(右下図)を並べた、イメージ)
- ・他のモード時と比べて撮影時間が長くなるので、手ブレに注意してください。手ブレに注意のマークは常に表示されます。
ダイナミックレンジダブルショットで撮影するには、以下の手順で行ないます。
- 1
- モードダイヤルをクリエイティブ撮影(C)モードに合わせます。
撮影できる状態になり、選択されているクリエイティブ撮影モードの種類が画像モニター上部に表示されます。
- 2
- MENU ボタンを押します。
クリエイティブモード選択画面が表示されます。
- 3
- ADJ./OK ボタンを上下に押して、「ダイナミックレンジ」のアイコンを選択します。
- 4
- シャッターボタンを押して撮影します。

- ・撮影場所が明るすぎたり暗すぎたりする場合、ダイナミックレンジダブルショットの効果が出ない場合があります。
- ・ダイナミックレンジダブルショットを使用する場合、測光モードを[マルチ]に設定することをお勧めします。
- ・動きの速い被写体を撮影する場合、被写体がゆがんで記録される場合があります。
- ・蛍光灯の下で撮影する場合、ちらつき(フリッカー)が横帯として記録されたり、色や明るさが正しく記録できない場合があります。
ダイナミックレンジ(カメラが処理できる輝度の範囲)の拡大効果を、[ AUTO ][微弱][弱][中][強]の 5種類から選択することができます。拡大効果を強くするほど、カメラが処理できる輝度の範囲が広がります。
また、拡大効果の詳細設定が可能で、どの領域の輝度を優先するかを[ハイライト]、[シャドー]、[OFF]から選択できます。
ダイナミックレンジ効果拡大については、以下の FAQ をご参照ください。
ダイナミックレンジの拡大効果について教えてください。
FAQ No : DC05004
掲載日 : 2010/01/27
製品名 : CX5
掲載日 : 2010/01/27
製品名 : CX5