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「新山清の世界‐ペンタックス時代 生誕110年記念‐」新山清

©Kiyoshi Niiyama

新山清の写真歴は昭和とともに始まります。作品はカメラ雑誌やコンテストに発表していきます。戦後は写真家との交流をもちアマチュア指導に力を注ぎ、写真界の発展に貢献します。1958年に旭光学に入社し、東京サービスセンター初代所長、宣伝部長、ワールドフォトコンテスト事務局を歴任。仕事の傍ら撮影に明け暮れ、その作風は多岐にわたります。特に造形感覚にあふれ、主観主義写真は国内外で高い評価を得ています。今回の展示は生誕110周年を記念してペンタックスのカメラで撮影したモノクローム作品をヴィンテージ、モダンプリントを含めて約40点を展示、販売いたします。

ONLINE写真展

作者 新山清
作品名 「新山清の世界‐ペンタックス時代 生誕110年記念‐」
会期 2021年9月16日(木)~10月4日(月) 
時間 当面の間、10:30~17:30までの短縮営業(最終日16:00終了)
定休日 火曜日・水曜日
入場 無料
会場 リコーイメージングスクエア東京 ギャラリーA
連絡先 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP
℡0570‐006371

作品コメント

私の父、新山清は膨大な作品を残し57歳で他界します。戦前のパーレットカメラ、戦後のソルントンカメラで撮影を続け、その後のペンタックスカメラとの出会いで作家活動をより積極的に邁進することになります。写真の特徴としては優しい眼を通して、風俗、建築、人物などがアート作品になっています。新山清は戦前にリコー創業の市村清社長も働いていた理化学研究所に入社、写真部で活動します。またパーレット同人会に参加し、写真のキャリアを重ねます。その後、パーレットカメラのレンズを供給していた松本三郎社長の関連の旭光学商事に入社します。アマチュア指導に熱心に取り組み写真の発展に貢献。新山清没後は残された膨大な作品をアーカイブしています。その作品を写真集にまとめ、国内外での写真展を多数開催してきました。生誕110年の今年にリコーイメージングスクエア東京で写真展を開催できますことは望外の喜びです。
著作権継承者 新山洋一

作者プロフィール

1911年 愛媛県生まれ
1935年 理化学研究所入社 パーレット同人会に参加
1945年 敗戦により愛媛に帰郷 アマチュア指導、執筆活動
1952年 上京 アマチュア指導、執筆活動
1958年 旭光学商事株式会社に入社
1969年 逝去

写真展

1964年 月光ギャラリー「変貌」

没後国内
1969年 ペンタックスギャラリー「新山清遺作展 木石の詩」
その他、多数開催

没後海外
2006年 ベルリンMonochrome Gallery
2008年 ベルリン Kicken Gallery [Otto Steinert & Kiyoshi Niyama]
2009年 New York Gallery Cantelmo [Pearlette Age]
その他、多数開催

写真集

1970年 「木石の詩 新山清遺作集」
2008年 「パーレット時代 1937~1952」
2010年 「ソルントン時代 1947~1969」

コレクション

愛媛県立美術館
Smithsonian Museum
Museum Folkwang Essen,Germany

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