
作者の過去からの作品に一貫したメインテーマは、モノクロームによる自然と人工物の接点、競合点、更には融合点の光景である。その一つの画面に閉じ込めた光景はコンポジションとなり、リズムやゆらぎを感じ、幾何学的抽象にも近いストレートなニュートポグラフィックスとなっている。モノクロ作品約40点で構成。
作者の過去からの作品に一貫したメインテーマは、モノクロームによる自然と人工物の接点、競合点、更には融合点の光景である。その一つの画面に閉じ込めた光景はコンポジションとなり、リズムやゆらぎを感じ、幾何学的抽象にも近いストレートなニュートポグラフィックスとなっている。モノクロ作品約40点で構成。
作者 | 芦谷 淳 (あしや じゅん) |
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作品名 | 「NEW ENERGYSCAPES」 |
会期 | 2018年4月25日(水)~5月7日(月) |
時間 | 10:30~18:30(最終日16:00終了) |
定休日 | 火曜日 |
入場 | 無料 |
会場 | リコーイメージングスクエア東京 ギャラリーI&II |
連絡先 | 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP ℡03(3348)2941 担当:狩野、和田、江上 |
我々人類が文化的で文明的な生活をする為にはエネルギーは欠かせない。特に電力に関しては最も身近であり、密接したエネルギーであろう。震災でその有り難さと重要性を再認識したのも記憶に新しい。元は化石燃料であり、原子力であり...そして風や太陽である。何を元に電力を作り出すのが正解であるかは明白ながら消費過多に人類は葛藤の渦中に有るのが現状である。
この国の里山や山々の中に血管の様に巡る鉄塔や電線は我々が生活していく上で張り巡らせているが、その只々延々と続く長い長い線を辿りつつカメラを向けると様々な光景が見えてくる。
私の過去からの作品の一貫したメインテーマは人工物と自然の接点の光景である。
今までに、ダムや道路、農業をテーマに自然との接点、競合点、更には融合点の光景を探し求めてきた。今回の鉄塔や電線、エネルギー供給源の光景が、私には美しく見える事も有れば、醜く見える時もある。この様な感情から見る日本の山地、里山等に垣間見る事の出来る人間の生活と自然の接点と融合の光景。
そんなメッセージを感じた光景を [NEW ENERGYSCAPES]として創作活動している。
芦谷 淳
1971年 東京都生まれ
1992年 東京工芸大学短期大学部卒業 フォックスタルボット賞2席受賞
2013年 写真展[POINT LANDSCAPE] ペンタックスフォーラム(現リコーイメージングスクエア東京)
2014年 写真展[NEW DAMSCAPES] I.P.C(広尾)
2015年 写真展[NEW FARMSCAPES] epSITE(新宿)
2016年 写真展[NEW ROADSCAPES] シリウス(新宿)
使用機材:PENTAX 645D