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「POINT LANDSCAPE」
芦谷 淳
この国の里山等で垣間見られる人間の営みと、自然風景のせめぎ合う風景を捉えたモノクロランドスケープ。構図や画面構成に重点を置きながらも社会性をも持たせたニュートポグラフィックス的作品を、ファインアートバライタ紙に大型ロール紙プリンターで高画質にプリントした作品27点で構成。
Online写真展
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DATA |
開催期間 |
2013年7月31日(水)~8月12日(月)
*8月3日(土)・4日(日)新宿センタービル休館日のため、臨時休業させていただきます。
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開館時間 |
10:30~18:30(最終日16:00終了) |
定休日 |
火曜日 |
入場 |
無料 |
会場 |
ペンタックスフォーラム ギャラリーⅠ&Ⅱ |
連絡先 |
〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階) ペンタックス スクエア内 ペンタックスフォーラム
MAP
03-3348-2941 担当:松枝・江上
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作者のコメント |
大自然の美しい風景はもちろん素晴らしい。優れた建築物が生み出す都市風景も嫌いではない。ただ、更に好きなのはその境目に有る様な風景。この国の里山等に見られる人間と自然との関わりあいの中に自然発生的に生み出された、人工物と自然がせめぎあう風景に何とも心が惹かれる。
それが、人間の酷さなのか、賞賛なのかいつも解らなくなる。ただ、その光景を写真という四角いフレームの中の二次元表現として、納得しうるコンポジションにおいてシャッターを切り、素晴らしいコントラストと階調のモノクロ写真に仕上げる事に「写真」の素晴らしさを改めて感じる。
フィルム時代からこのテーマで作品を撮影してきたが、「PENTAX 645D」発売を機に、このテーマ作品を全てデジタル化。デジタルならではの豊かな階調表現性、シートフィルムでは撮り得ない望遠レンズの活用に新たな可能性を感じながら、プリントをファインアートバライタ紙に自身でロール紙大型プリンターで出力して仕上げた。ストレートなニュートポグラフィックス的モノクロランドスケープの素晴らしさを感じて頂けたら幸いである。
芦谷 淳
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作者プロフィール |
1971年 |
東京都生まれ |
1992年 |
東京工芸大学短期大学部 写真学科卒
フォックスタルボット賞 第2席受賞 |
1993年 |
同大学映像コミュニケーション 研究生修了 |
1996年 |
二人展「SPREAD」開催(多摩市民ギャラリー)
フリーカメラマンとして独立 |
1999年 |
個展「芦谷淳展」(ギャラリーポレポレ)
二人展「MILK PACK PRPJECT」開催 |
2002年 |
カメラマンとして事務所兼スタジオ設立 |
2010年 |
都内に撮影スタジオ開所 |
2011年 |
作品制作に645Dを使用したデジタル撮影と出力に移行して継続中 |
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使用機材 |
PENTAX 645D |
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