O-GPS1が方位情報を正確に取得するために行う調整のことです。O-GPS1を使う前に必ず行ってください。
通常使用のため行う「キャリブレーション」と、アストロトレーサー機能を使用するために行う「精密キャリブレーション」の2種類があります。

カメラのメニューからキャリブレーション画面を呼び出します。
カメラを落とさないよう腕にストラップを巻き付け、左右、上下、左右回転それぞれの方向にカメラを180°以上回転させます。
キャリブレーションに成功すると、画面にOKの文字が出ます。
メニューからキャリブレーション画面を呼び出し、上記のようにカメラを操作してキャリブレーションを行います。
メニューから精密キャリブレーション画面を呼び出し、上記のようにカメラを操作してキャリブレーションを行います。
- ・キャリブレーションはカメラをもち変えながらぐるぐる回す必要はありません。
- ・キャリブレーションが成功しない場合は、カメラ(GPS)を持つ方角を変えたり、持つ角度を少し変えるなどして再度行ってみてください。
- ・O-GPS1の電源を切ってもキャリブレーションのデータは残っています。
- ・GPSの受信状態に関係なくキャリブレーションは行えます。
- ・環境磁場の影響が大きい場所ではキャリブレーション成功の確率が低くなったり、終わっても正常な方角を指さない場合があります。
同様の理由で室内ではキャリブレーションに影響を及ぼす場合があります。 - ・火山地帯など地磁気異常のある地域ではキャリブレーション成功の確率が低くなったり、終わっても正常な方角を指さない場合があります。
- ・キャリブレーション/精密キャリブレーション実行後に、レンズ交換や画像モニターの角度を変更すると、磁場環境に影響し方位情報にずれが生じることがあります。
- ・キャリブレーション/精密キャリブレーション、および撮影は画像モニター収納状態で行うことをお勧めします。