さらなる高画質を求め、新たに裏面照射型のイメージセンサー(有効画素数:約2573万画素)を採用。解像力を最大限に引き出す、ローパスフィルターレス設計です。繊細な光、細かい輪郭をいっそう忠実に捉えられます。
画像処理エンジンPRIME VとアクセラレーターユニットIIを新開発。優れたパフォーマンスにより、高速で快適な動作と超高感度・高画質をこれまでより高い次元で実現しています。
さらに、ペンタックスリアルタイムシーン解析システム、オートフォーカスの性能も大幅に向上しています。
多元的な画像空間フィルター処理によって、微細な輪郭を残しつつノイズを低減。解像性能を最大限に引き出し、被写体の質感やディテールを再現します。
これにより低感度域における描写力を向上。さらに、色再現が困難になる高感度領域においても黒浮きが少なく、輪郭や色彩をより自然に描写し、最高ISO感度160万を実現しています。
新画像処理エンジン PRIME Vの採用により、細部の輪郭やディテールの再現性を大幅に向上させた新しいシャープネス設定を搭載。 初期設定の「ファインシャープネス」では、ノイズの強調を抑制し、ディテールをしっかりと描写しながらも自然な仕上がりが得られます。
イメージセンサー、画像処理エンジン、アクセラレーターユニットの刷新により、ペンタックスの画質設計思想であるディテール描写・質感描写を大切にしたさらなる高画質化を実現しています。
官能評価により、ディテールが損なわれていないこと、階調や色再現が自然であることなど、全体のバランスを考慮しながらノイズ処理をコントロールし、トータルの画質向上を実現しています。
画面内の輝度分布、被写体の色や動き、形からシーンを判断する独自のシステムも機能を向上させました。被写体をより細部まで検知できる、新型の約30.7万画素RGBIrセンサーを搭載。最新の画像処理エンジンとの連携により、ファインダー撮影における人物の顔や瞳の検出、精度の高い被写体追尾などを実現しています。ディープラーニングを応用した画像認識などと相まって、さらに安定性の高い露出制御と適切な被写体捕捉が可能です。
表現したい印象や伝えたい感動に合わせ、画像の仕上がりを変えられます。13種類のカスタムイメージを搭載し、多彩な色彩表現を愉しむことができます※1。各カスタムイメージは彩度や色相、キー、コントラスト、シャープネスなどのパラメーター調整※2が可能です。
印象や記憶色を強調した表現ができる、ユニークなホワイトバランスモードです。夕焼けや朝焼けなどの色味を大切にしたいシーンや、新緑や青空などをより印象強く表現したいシーンなどにおいて、AWBとは逆にその色を強調するようカメラがホワイトバランスを制御。雰囲気を重視した仕上がりが得られます。
SR IIは角度ぶれ、シフトぶれ、回転ぶれの5軸補正に対応。
K-3 Mark IIIは、5.5段※という高い補正効果を発揮します。
また、[オート]に加え、ゆっくり動く被写体にも対応した[流し撮り]の2つのモードを搭載。被写体に応じて最適な補正が可能です。
SRを利用し、イメージセンサーを微小駆動しながら4枚を連続撮影。1画素ごとにRGBすべての色情報を取得し、超高精細画像を生成します。被写体の動きやブレの影響を低減する動体補正にも対応。通常の撮影方式では得られない真の解像力と忠実な色再現、偽色やノイズが低減された精緻な描写が得られます。
SRを利用し、露光中にイメージセンサーを微小駆動させることでモアレや偽色を低減し、ローパスフィルター同等の効果が得られます。通常はオフでローパスフィルターレスの解像力を活かし、被写体やシーンによって臨機応変に使い分けることが可能です。効果は[オフ][弱][強]があり、効果を変えて連続撮影するブラケットも可能です。