GR SPACE TOKYO
中藤毅彦展 『ENTER THE MIRROR 2026』
会期:2026年4月23日(木)~6月29日(月)
[Part 1] 4月23日(木)~5月25日(月)
[Part 2] 5月28日(木)~6月29日(月)
※Part 1、Part 2で作品の入れ替えをおこないます。
北海道の撮影取材の中で、2000年代初頭までは港に停泊するボロボロのロシア船や、逞しいロシア人船員をよく見かけた。
彼らの姿に、すぐ隣にある異国の存在を強烈に感じさせられた。
稚内を訪れた時、海の彼方に望んだサハリンの島影を見て、あの島に渡ってみたいという欲求が沸き上がり、2004年に訪れた。
当時は空路や稚内からのフェリーで渡航可能だったが、現在は、ロシアの戦争という状況もあり、運行は休止されている。
宗谷岬から海峡を隔てて対峙するサハリンはかつて樺太と呼ばれ、第二次世界大戦終了時まで南半分は日本の領土だった日本との縁の深い土地だ。
実際にサハリンを訪れると、日本時代の製紙工場や神社の跡などが朽ち果てながらも、未だ数多く残っているのを見かける。
しかし、いま我々日本人の多くは、天然ガスのプロジェクトなど以外に、サハリンを意識する事はほとんど無いだろう。
北海道からわずか43kmという近さでありながら、線引きひとつで言葉も住む人々も街並も全てが変わってしまう国境とは何か、国家とは何か、考えさせらる。
中藤毅彦
トークイベント
日時:2026年5月16日(土) 14:00~15:00
出演者:中藤毅彦
定員:椅子席30席※事前予約制(立ち見は自由)
椅子席の申し込みはこちら
<トーク内容>
『ENTER THE MIRROR 2026』展について、そして、ストリートスナップやモノクロ写真の魅力、GRについてなどお話しいただきます。
※予定は変更となる場合がございます。
作家プロフィール

中藤毅彦/Takehiko Nakafuji
1970年東京生まれ。
早稲田大学第一文学部中退。東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。
作家活動と共に東京•四谷三丁目にてギャラリー・ニエプスを運営。
都市のスナップショットを中心に作品を発表し続けている。
国内各地の他、東欧、ロシア、キューバ、中国、香港、パリ、ニューヨークなど世界各地を取材。
国内外にて個展、グループ展多数開催。
「Sakuan Matapaan Hokkaido」で第29回東川賞特別作家賞受賞。
「STREET RAMBLER」で第24回林忠彦賞受賞。
主な写真集に「DOWN ON THE STREET」「HONG KONG 2019」「STREET RAMBLER」
「Enter the Mirror」「Winterlicht」「Sakuan Matapaan Hokkaido」など。

GR SPACE TOKYO
場所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-16-19 原宿WATビル102
開館:11:30~19:00
定休日:火曜日・水曜日・祝日およびその他指定休館日
入場:無料









