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世界で一番薄いボディーの35mmカメラ リコー R1 (1994)

30mm以下のボディ厚にできない、という常識
35mmカメラはパトローネ入りフィルムを装填するため、その外径25mmプラス外壁の厚さを加えた30mm以下のボディ厚はできませんでした、これは一つの基準であり常識でした。しかしパトローネ以外の部分を薄くすれば、携帯性が向上することもわかっていました。

特徴となる薄さ
リコーR1では、薄型化のために小径のモーターや二段沈胴のレンズなど、いくつかのコンポーネントを開発してカメラボディを25mmまで薄くすることに成功しました。5mmの厚みの差はそれまでのカメラボディの厚みと決定的な差として、見ただけで直ちにわかる特徴になりました。
しかも高度なカメラに要求される採光式フレームファインダーや、高能力のオートフォーカスも組み込んでしまいました。
日本カメラ記者クラブの特別賞をはじめ、国内外で5つの賞を獲得しました。
25mmの薄さに収まりきれないフィルムパトローネの部分のみ出っ張っていますが、むしろこのおかげでグリップ性能が良いと好評をうけました。
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