PENTAX K-S2を相棒に五島列島をめぐる(中編)
小値賀島の翌日は上五島の有川港からスタート。さわやかな青空と穏やかな海が広がっています。港をぶらぶらと歩いているとおじいさんに声をかけられました。うかがったところによれば、若いころは捕鯨船や遠洋マグロ漁船に乗って、南氷洋から北極海まで世界中の海を渡り歩いたそうです。
この日は徒歩と、ときどき路線バスを利用しながら奈良尾港を目指して南下しました。軽量なK-S2がお供なら気分も足取りも軽くなります。一足早い春が既に訪れていた五島は菜の花や山桜、あちこちに花の匂いに満ち溢れていました。
その昔、隠れキリシタンの島でもあった五島には、今、たくさんの美しい教会があります。祈りの場として大事にされている教会ですから、邪魔にならないよう、静かに見学をします。
五島は豊かな漁場にも恵まれています。緑に囲まれて深く青い水を湛えた美しい入江には活気のある漁港が点在します。こんな深い青はカスタムイメージ「雅(MIYABI)」がベストマッチです。
そんなこんなで奈良尾港までたどり着き、疲れた足を足湯で癒したらジェットフォイルでいよいよ福江島へ向かいます。30分足らずのあっという間の船旅です。 後編へつづく。 |