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【テラウチマサト氏から一言】
タヒチのガイドから「長い年月をかけながら、この島は海に沈んでいる」と聞かされた。だから「ブルーラグーンは、沈み行く陸と飲み込もうとする海がコラボして作る最高のエンタテインメントだ」と。
また、南の島の太陽に照り返される昼と満天の星が奏でる夜の間にもコラボして出来るタヒチ特有の時間がある。
この写真展は、そんな場所や時間軸の「間」を撮影したものだ。昼と夜でガラリと雰囲気が変わる「RING CUBE」でこそ見て欲しい。昼夜で違う2つの写真展になるだろう。 |
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【テラウチマサト氏略歴】
富山県出身。日本実業出版社を経て1991年に写真家として独立。”その人に会ってみたい"というポートレイトや”そこに行ってみたい”という風景作品で知られる。米国マサチューセッツ工科大学で講演するなど海外からも高い評価を得ている。2000年、フォトカルチャーを提案する雑誌『PHaT PHOTO』を創刊。編集長兼発行人として写真雑誌の新ジャンルを確立した。2006年、原宿クエストホールにて屋久島・ニューヨーク・女優の写真を3つの空間に分けて展示する大規模写真展「QUESTION」、そして、2007年には横浜北仲WHITEの3フロアを使い、自身と14人の作家の作品を展示する「横浜写真アパートメント」を開催。最近は、若手写真家の登竜門となるイベント「御苗場」をプロデュースするなど、常に写真業界に新しい風を生み出している。 |
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