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【織作峰子氏から一言】
「時」 観賞と内蔵の間で作品は切りとられた。
いつものように流れる目の前の風景が、いつしか忘れていた遠い昔の思いと重なる時。祖父が植えた桜の樹の、淡い色の花だけを見ていた頃、想像だにしなかった桜の精が現れる時。偶然にも、人生の流れの中の一瞬に記録された作品たち。押されなかったことで、脳裏に記憶された作品たち。いずれも奥深く、我身に内蔵された意識の中に混在する「時」の表れなのである。
時には海外で、時には日本で出逢った風景や人々も、ひとつの静かなる時間の流れへと導き私の世界へと誘う。 |
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【織作峰子氏略歴】
石川県出身。学生時代に友人が送った写真がきっかけとなり、1981年度ミスユニバース日本代表に選ばれる。任期中に写真家大竹省二氏と出会い、翌1982年に入門。1987年独立。女性の優しい視線で世界各国の美しい風景や人物の瞬間を撮り続けている。日本全国及び世界各国で写真展を多数開催するかたわら、テレビ出演や講演に幅広く活躍中。大阪芸術大学教授。 |
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