よくあるご質問（デジタルカメラQ&A）

露出の設定を変更する方法を教えてください。

静止画の写りを全体的に明るくしたり、暗くしたりするのが露出の設定です。
露出は、+になるほど明るくなり、-になるほど暗くなります。撮影範囲の中央に被写体がある場合、通常は自動的に逆光補正を行い、適切な露出で撮影できます。

以下のような場合や、意図的に露出を変えて撮影をしたいときは、露出を変更して撮影することができます。

逆光撮影の場合	背景が非常に明るい場合など、被写体が暗く（露出アンダー）なってしまうことがありますので、＋側に調整します。
白っぽい被写体を写す場合	全体的に暗くなる (露出アンダー) ため、＋側に調整します。雪などの光の反射率の高い背景で人物を写す時なども ＋側に調整します。
黒っぽい被写体を写す場合	全体的に明るくなる (露出オーバー) ため、－側に調整します。スポットライトが当たった人物を写すときなども －側に調整します。

露出は、-2.0～+2.0の間で設定できます。露出は、+になるほど明るくなり、-になるほど暗くなります。


露出の設定を変更するには、撮影設定メニューまたは ADJ. レバーを使って行います。ここでは、手順の簡単な ADJ. レバーの操作を説明します。

• 1撮影モードにて、ADJ. レバー を押します。

• 2露出補正バーが表示されるまで、ADJ./OKボタンを左右側に押します。

• 3露出補正バーが表示されましたら、▲▼ボタンを上下側に押して設定値を変更します。ここでは例としてプラス -0.7 に設定します。

この状態でシャッターボタンを押して撮影することもできます。

• 4MENU/OK ボタンを押して決定します。画像モニターに設定値が表示されます。

• ※マニュアル露光モードでは露出設定は使用できません。
• ※明るすぎる、または暗すぎる環境での撮影時などでは、露出補正もできないことがあります。その場合は [ !AE ] のマークが表示されます。