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「和紙礼賛-和紙に紡ぐ作家たち-」

作 家:石原正道・大坂 寛・木田俊一・三輪 薫(敬称略・順不同)

2018年10月17日(水)~11月18日(日)

11:00~19:00(最終日16:00まで)※入館は閉館時間30分前まで

展示期間中作品を販売いたします

リコーイメージングスクエア銀座 ギャラリー A.W.P

作品内容

日本古来の和紙を写真表現のメディアとして取り組んできた先駆者の作家たち四人による写真展です。デジタルの発展と共にインクジェットプリントの用紙選択が写真表現の可能性を飛躍的に高めています。なかでも作家たちが注目している和紙は独特の風合いをもち、その種類も増えています。石原正道はモノクロームによる独特の手法で取り組む「叢(くさむら)」を越前和紙で墨絵風に表現。大坂 寛は独特の感性による花をカラーで表現した「botanic heart」を阿波和紙で濃厚に仕上げます。木田俊一はプリントアーティストとして和紙の可能性を追求して来ました。また自らも写真作家として作品を発表しています。今回はパリのモノクロームのスナップを阿波和紙にプリントします。三輪 薫は早くから和紙に着目し、風景に取り組んできました。今回は、水のある光景をカラーで表現した「水光」を伊勢和紙にプリントします。写真展は和紙による約30点で構成し、併せて展示作品の販売をいたします。独特の和紙による表現世界をお楽しみください。

作家プロフィール

©Masamichi Ishihara

石原正道(いしはらまさみち)
1942年 栃木県宇都宮市生まれ
1968年 日本歯科大学卒業
1972年 日本歯科大学大学院修了
1975年 東京都日野市にて開業
一般社団法人二科会写真部会員・理事、公益財団法人日本写真協会会員、フォトグループこもれび主宰、歯学医師・歯学博士

〇主な写真展
2002年 「香風戀花Ⅱ」(東京・五反田富士フォトギャラリー)
2009年 「西アメリカ-古き香りの残る街を訪ねて-」(東京・六本木富士フイルムフォトサロン)
      「パラオ・ペリリュー島光と影-太平洋戦争60年後の記録-」(東京・銀座ギャラリーアートグラフ)
2010年 「夜明けの序曲-多摩川の川霧に魅せられて20年-」(東京・銀座フレームマンギンザサロン)
2011年 「AMERICAN SOUTHWEST」(東京・銀座フレームマンギンザサロン)
2012年 「琳派憧憬・三人展」[東京・新宿ペンタックスフォーラム(現リコーイメージングスクエア新宿)]
2013年 「叢 KUSAMURA」[東京・新宿ペンタックスフォーラム(現リコーイメージングスクエア新宿)]
      「叢 KUSAMURA」(東京・銀座フレームマンギンザサロン)
2016年 「AMERICAN SOUTHWEST」 (東京・銀座フレームマンギンザサロン)
2018年 「ゆずりはら-長寿の里と言われた集落-」(東京・銀座フレームマンギンザサロン)
〇主な写真集
・ AMERICAN SOUTHWEST(日本写真企画2011)
・叢 KUSAMURA(日本写真企画2013)絶版
・AMERICAN SOUTHWESTⅡ(日本写真企画2016)

©Hiroshi Osaka

大坂 寛(おおさかひろし)
1956年山形県生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒業
1978年JPS展(日本写真家協会)奨励賞、APA国際展(日本広告写真家協会)EUROPHOTO賞
1982年JPS展 グランプリ
1984年JPS展 グランプリ
1985年日本写真協会新人賞

そのほか、全国カレンダー展大蔵省印刷局長賞、日本商工会議所会頭賞、日独交換カレンダー展 銅賞、コダック賞など多数受賞。
代表作の分身をテーマにしたヌードシリーズ(Syzygy)(Venus、Vegetal)のほか、浮世絵や蒔絵に見られる平面的遠近法表現で、花を通して自己の内面や生命観を投影した(botanic heart)など多数のシリーズで個展を国内外で開催する。

作品は東京都写真美術館、京都国立近代美術館、日本大学芸術学部写真学科、日本ポラロイド社、美術館プチミュゼ、ポラロイド・インターナショナル(USA)、ヒューストン美術館(USA)、グラハム・ナッシュ・コレクション(USA)などに永久保存されている。

©Shunichi Kida

木田俊一(きだしゅんいち)
写真やイラスト、グラフィック、浮世絵などの作品に和紙を使って空間演出をし、様々なアーティストの作家活動を摺師という立場から参画。また、自らも撮影し作家活動をしている。インクジェットプリンターで和紙にプリントすることを染め摺り(そめずり)と呼び、2009年にキュービックが商標登録。和紙の染め摺り工房キュービック代表、スペースアートプロデューサー。
1996年
和紙のプリントを中心とする染め摺り工房を始める。
1997年
フランスパリのフィアップ(グラッシエール)にて和紙と着物の展覧会に染め摺り画を展示。
1997年
モンゴルウランバートルにて浅葉克己展の和紙演出と木田俊一の和紙写真展を行う。
1998年
大森ベルポートにて木田俊一写真展「パリ、モンゴル、北朝鮮」を行う。
2002年
フランスのカーンの国際見本市にて和紙の染め摺り作品の展示販売を行う。
2006年
日本写真協会主催のエジプト写真展にパピルスに染め摺りし展示。(東京/エジプト・カイロ)
2010年
銀座リコーフォトギャラリーRING CUBE(現リコーイメージングスクエア銀座)にて細江英公「人間ロダン」展の作品制作を行う。
2011年
パリのエスパスギャラリーにて日本の若手アーティスト五人展を開催する。
2015年
城南島アートファクトリーにおいて浮世絵展の会場構成、制作展示を行う 。
2016年
銀座EIZOギャラリーにてパリの写真展「カフェタイム」を行う。

©Kaoru Miwa

三輪 薫(みわかおる)
1948年、岐阜県関ヶ原町生れ。日本の伝統工芸である家業の塗師を継いだ後、写真家に転向。日本的な作品表現や創作を模索し、「カメラで日本画や墨絵を描く」作風や「侘寂の世界」を探求し続けている。35mm〜8×10inchカメラで撮影したファインプリントの制作など、オリジナルプリントに拘った個展を主体に活動し、1976年銀座ニコンサロンで開催の「道道」以降35回開催。和紙にインクジェットプリンタで出力したデジタルプリント作品の創作も精力的に行い、和紙プリントを展示の個展を2003年以降、17回開催。全国組織「わの会」、フォトワークショップ「風」を主宰。全国カレンダー展・通商産業大臣賞受賞。

和紙による個展(2003年〜2018年)
「風香」「風色-Ⅱ」「花逍遙-Ⅱ」「樹風」「水の抄」「花恋」「仏蘭西・巴里」「こころの和いろ」「Rock-Ⅱ」などを六本木アクシスギャラリーアネックス・京セラコンタックスサロン・キヤノンサロン・キヤノンギャラリー・小津ギャラリー・伊勢和紙ギャラリーで開催。

入場料金

利用料: 一回入場・・・510円(税込)   年間パスポート・・・3,600円(税込)
ペンタックスリコーファミリークラブ会員の方・・・無料

※ただし初回入場時にA.W.P入場カード(1年間有効)発行手数料として324円(税込)を申し受けます。

リコーイメージングスクエア銀座 ギャラリー A.W.P

場所:東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター8F
開館: 11:00~19:00(最終日16:00まで)※入館は閉館時間30分前まで
定休日:火曜日

ペンタックスリコーファミリークラブについて

写真文化の高揚を目的とし、各種スクール、ワークショップの受講割引をはじめ、さまざまな会員特典や楽しいイベント等で、お客様のフォトライフをバックアップする会員制のメーカーフォトクラブです。会員特典、入会方法については下記HPをご参照ください。なお、Webでのお申し込みやお振込のほか、リコーイメージングスクエアの各窓口でもお申し込みいただけます。どうぞお気軽にスタッフまでお問い合わせください。

ペンタックスリコーファミリークラブ

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