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©Masato Okazaki

写真展「ベスト・オブ・モノクローム-ファインプリントに会う至福の刻-」

作家:石川武志、大髙 明、岡崎正人、岡田 彰、鈴木 清、Helmut Newton、Bernd Becher(敬称略)

2016年10月26日(水)~11月27日(日)

11:00~19:00(最終日16:00まで)※入館は閉館時間30分前まで

リコーイメージングスクエア銀座 ギャラリーA.W.P

作品内容

 ギャラリーA.W.Pでは、7人の写真家によるゼラチンシルバープリント約30点で構成するベスト・オブ・モノクローム展を昨年に引き続いて開催いたします。モノクロームの写真制作は、光が生み出すシーンを漆黒の黒からハイエストライトまでの階調をどのように表現するかにあります。その制作における銀塩写真の醍醐味は作品の強さと、美しさにあります。今回の展示は、大型カメラによるアメリカの大地に取り組んだ大髙明、アンセル・アダムスで有名なヨセミテを撮影した岡田彰、身近な自然をテーマに光と影で表現する岡崎正人、ユージン・スミスの日常を捉えた石川武志、多くの写真家に影響を与えた鈴木清、ファッション界の巨匠ヘルムート・ニュートンや給水塔で有名なベルント・ベッヒャーの作品です。瑞々しい貴重なオリジナルプリントを鑑賞でき、展示作品の購入もできる数少ない機会です。作品とともに至福の時間をお楽しみください。

作家プロフィール

石川武志(イシカワタケシ)
1950年 愛媛県生まれ
1971年 東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)卒業
1971年~1974年までW.ユージン・スミスの水俣プロジェクトにてアシスタント
1975年 渡米、フリーランスになる
1980年 インドのガンジス川巡礼やトランスジェンダー(ヒジュラ)等の取材を開始
個展
1992年 ヒジュラ・禁断の神々/ミノルタフォトサロン
2008年 ヒジュラ/外国人特派員協会
2011年 ガンガー巡礼/ニコンサロン
2012年 MINAMATA NOTE 1971~2012/ニコンサロン
2015年 ユージン・スミスとミナマタ/ Gallery E&M nishiazabu
出版
1995年 ヒジュラ・インド第三の性(青弓社)
2012年 MINAMATA NOTE 1971~2012(千倉書房)


大髙 明(オオタカアキラ)
日本大学 芸術学部写真学科卒業
1968年 共同通信嘱託としてパリ滞在ヨーロッパ各地撮影・ルーブル美術館撮影等
1969年 大高写真事務所設立。産業写真(インダストリアルフォト)の撮影、国内外の石油化学プラント、電機、重工業、建築、アニュアルレポート、会社案内、写真作家活動
1990年以来毎年4回以上アメリカ南西部コロラドプラトーを撮影、アルバカーキバルーン大会、世界の熱気球大会も22年間にわたり撮影
2001年 コロラドプラトーフォトワークショップ開始 現在迄に20回開催。


岡崎正人(オカザキマサト)
1959年 高知県生まれ
1980年代から東京を拠点に活動する、ファインアート・フォトグラファー
モノクロームのゼラチン・シルバー・プリントによる作品展を国内外で展開する。
個展
1986年 コダックフォトサロン(東京)
1988年 コンタックスサロン(東京)
1996年 Egg Photo Gallery(東京)
1999年、2000年 Gallery Cradle (横浜)
2002年 Theatres des Sens Gallery(東京)
2005年2006年Fotosphere Gallery(ニューヨーク)
2011年 gallery bauhaus(東京)
2012年 Gallery E&M nishiazabu(東京)
2015年 gallery bauhaus
Official Web Site http://masatophotography.com/

岡田 彰 (オカダアキラ)
1960年 東京都生まれ
1983年 日本大学芸術学部写真学科卒業
以降フリーランスで主に雑誌媒体を中心に活躍
2010年 活動の拠点を富山県に移す
個展
2003年 優美フォトギャラリー(東京)
2010年Gallery E&M nishiazabu(東京)
グループ展
2008年、2010年 Gallery E&M nishiazabu 他多数

鈴木 清(スズキキヨシ)
1943年 福島県生まれ
1965年 福島県立平第二高等学校(定時制、普通科)を卒業、漫画家を志し上京
1969年 東京綜合写真専門学校卒業同年から翌年にかけ『カメラ毎日』に「シリーズ・炭鉱の町」を発表(全6回)、写真家としてデビュー。以降、看板描きを生業とし、写真家活動を展開
1972年 写真集『流れの歌』刊行
1976年 写真集『ブラーマンの光』刊行
1982年 写真集『天幕の街』刊行
1983年 第33回日本写真協会賞新人賞受賞(写真集『天幕の街』に対して)
1985年 東京綜合写真専門学校の講師に就任1988写真集『夢の走り』刊行1989第1回写真の会賞受賞(写真集『夢の走り』に対して)1991写真集『愚者の船』刊行
(アイピーシー刊。自費出版ではない唯一の写真集)
1992年 写真集『天地戯場』刊行。第17回伊奈信男賞受賞(個展「母の溟」に対して)
1994年 写真集『修羅の圏』刊行
1995年 第14回土門拳賞受賞(写真集『修羅の圏』に対して)
1997年 手摺りリトグラフによるポートフォリオ『INDIA SONG』刊行(制作: WORKS・H)
1998年 写真集『デュラスの領土』刊行
2000年 3月逝去

Helmut Newton(ヘルムート・ニュートン)
1920年ドイツ・ベルリン生まれ。
12歳でカメラを買い、写真を撮り始める。マーティン・ムンカッチのルポルタージュに魅了され、写真家を志す。1940年にオーストラリアに移り市民権を獲得、メルボルンで写真スタジオを開く。1952年にヴォーグ・オーストラリア版での仕事を皮切りに60年~70年代にかけて各国のヴォーグ誌、マリークレール、エル、シュテルン、プレイボーイ等で活躍。 1971年に心臓発作を起こしたことが大きな転機となり、以降は自身の望むイメージを撮影することに集中し、写真スタイルはより激しいセクシーさやエロティシズムを追求するように変貌。時代の流れを先取りしたイメージは彼のオリジナリティーを確かなものにした。1975年からオリジナルプリントの展示、販売を初め、世界中のギャラリー、美術館で展示やコレクションされている。80歳を過ぎても現役で広告、ヴォーグ、ヴァニティー・フェアー等で作品を発表していたが、 2004年逝去。

Bernd Becher(ベルント・ベッヒャー)
1931年ドイツのジーゲン生まれ。
1953~1956年までシュットガルトで絵画と石版画を学び、1957年~1961年までデュセルドルフでタイポグラフィーを学ぶ。デュセルドルフ美術アカデミー在学中に、写真専攻だったポツダム生まれのヒラ(1934年生まれ)と出会い、1961年に結婚。
夫婦でドイツ国内をはじめ、オランダ、フランス、ベルギー、英国、そしてアメリカなどの国々で、産業時代の証拠物である匿名的な建造物を、写真でもって追跡調査し、採掘塔、給水塔、溶鉱炉、冷却塔、サイロ、工場、そして産業時代の住宅などを一貫して記録を続ける。彼らの最初の作品集は、「匿名的彫刻--工業的建造物のタイポロジー」と名付けられ、1970年に出版。
1976年、ベルントはデュッセルドルフ美術アカデミーに写真科の 教授として就任。その下から、トーマス・シュトルートやトーマス・ルフなど、数多くの国際的な写真作家を輩出。
2007年逝去。

リコーイメージングスクエア銀座 ギャラリー A.W.P

場所:東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター8F
開館: 11:00~19:00(最終日16:00まで)※入館は閉館時間30分前まで
定休日:火曜日

入場料金

利用料: 一回入場・・・510円(税込)   年間パスポート・・・3,600円(税込)
ペンタックスリコーファミリークラブ会員の方・・・無料

※ただし初回入場時にA.W.P入場カード(1年間有効)発行手数料として324円(税込)を申し受けます。

ペンタックスリコーファミリークラブについて

写真文化の高揚を目的とし、各種スクール、ワークショップの受講割引をはじめ、さまざまな会員特典や楽しいイベント等で、お客様のフォトライフをバックアップする会員制のメーカーフォトクラブです。会員特典、入会方法については下記HPをご参照ください。なお、Webでのお申し込みやお振込のほか、リコーイメージングスクエアの各窓口でもお申し込みいただけます。どうぞお気軽にスタッフまでお問い合わせください。

ペンタックスリコーファミリークラブ

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