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©Franco Fontana / G.I.P.Tokyo

写真展「Great Nude」

写真家:Irina Ionesco(イリナ・イオネスコ)、Lucien Clergue(ルシアン・クレルグ)、Franco Fontana(フランコ・フォンタナ)、Helmut Newton(ヘルムート・ニュートン)、Bettina Rheims(ベッティナ・ランス)、Jeanloup Sieff(ジャンルー・シーフ)

2014年6月11日(水) ~ 7月6日(日)

11:00~19:00(最終日16:00まで)※入館は閉館時間30分前まで

リコーイメージングスクエア銀座 ギャラリーA.W.P

作品内容

6名の著名作家による「Nude」をテーマとした作品30点を展示いたします。
肉体を風景の一部のように見立てて撮影を試みた、ルシアン・クレルグ。自然な美しさと透明で乾いたエロティシズムを感じさせる作品を得意とする、ジャンルー・シーフや激しいセクシーさやエロティシズムを追求した、ヘルムート・ニュートンのモノクローム作品。そして混迷する現代の性をモチーフにした作品を数多く発表している、ベッティナ・ランス。鮮やかな色彩の中のエロティシズムを表現した、フランコ・フォンタナのカラー作品。さらにバロック的装飾に包まれたエロティックな女性を撮り続けるイリナ・イオネスコ。彼らが捉えた独自の世界観が織りなす共演をご覧ください。

作者のプロフィール

Irina Ionesco(イリナ・イオネスコ)
1935年パリ生まれ。幼年期をルーマニアで過ごした後、十代半ばで再びフランスに戻る。
1965年より写真を撮り始め、1970年に初個展を開催。
1977年娘であるエヴァ・イオネスコをモデルに写真集「鏡の神殿」(Temple aux miroirs)を発表。母親が撮った娘のヌード写真ということで、倫理的な議論も巻き起こった。
シュルレアリスムとバロックの混沌とした写真が話題となり、その独特な世界が高い評価を得ている。

Lucien Clergue(ルシアン・クレルグ)
1934年南フランスアルル生まれ。
1953年19歳でアルルの闘牛場でパブロ・ピカソをはじめて撮った時より写真家としてスタート。
1956年波のヌード作品で一躍脚光を浴び、作品集「記憶される肉体」(1957年)が出版。
アルル写真フェスティバルの創立者の一人でもあり以後、 ディレクターとして活動。
1980年に写真貢献者としてフランス国家の名誉顕彰、シュバリエ賞を受ける。

Jeanloup Sieff(ジャンルー・シーフ)
1933年フランス・パリ生まれ。
1955年フランス『エル』誌の写真リポーターとしてデビュー。若くして頭角を現し1959年ニエプス写真賞受賞。マグナム写真家集団に短期間所属し、ルポルタージュを得意としたが1960年代ニューヨークに滞在し『ハーパース・バザー』『ヴォーグ』『エスクアイア』『ノヴァ』など世界的なファッション雑誌でパリとニューヨークを往復しながら華やかに活躍した。70年代、80年代はヌードなどパーソナルな作品や広告、ポートレートにジャンルを広げ、多くの名作を残した。フランス国家の名誉顕彰シュバリエ賞とパリ市芸術家顕彰を受ける。写真展は1986年パリ市立近代美術館の他に日本を含む各国で開催されており、高い評価を得ている。2000年癌により急逝。

Helmut Newton(ヘルムート・ニュートン)
1920年ドイツ・ベルリン生まれ。
12歳でカメラを買い、写真を撮り始める。マーティン・ムンカッチのルポルタージュに魅了され、写真家を志す。1940年にオーストラリアに移り市民権を獲得、メルボルンで写真スタジオを開く。1952年にヴォーグ・オーストラリア版での仕事を皮切りに60年~70年代にかけて各国のヴォーグ誌、マリークレール、エル、シュテルン、プレイボーイ等で活躍。 1971年に心臓発作を起こしたことが大きな転機となり、以降は自身の望むイメージを撮影することに集中し、写真スタイルはより激しいセクシーさやエロティシズムを追求するように変貌。時代の流れを先取りしたイメージは彼のオリジナリティーを確かなものにした。1975年からオリジナルプリントの展示、販売を初め、世界中のギャラリー、美術館で展示やコレクションされている。80歳を過ぎても現役で広告、ヴォーグ、ヴァニティー・フェアー等で作品を発表していたが、 2004年自らが運転する車が 壁に激突して死亡。

Franco Fontana(フランコ・フォンタナ)
1933年イタリア・モデナ市生まれ。
1968年の初個展以来、一躍その独創的な写真表現で世界的写真家として名を連ねるようになる。被写体をシンプルかつ力強い描写で描き出すのが持ち味で、印象的な色彩表現から“色の父”とも呼ばれている。カレンダーや雑誌、広告など商業写真の分野でもその活動は幅広く、ファッション写真から、車の撮影まで、幅広く手がける。一方でオリジナルプリントが世界で一番多く売れている写真家の一人であり、世界各地で最も数多く個展が開催された写真家でもある。
1978年に出版された写真集「スカイライン」は、世界的な規模でベストセラーとなり、記録的な売り上げを残した。作品は、パリ国立図書館、ニューヨーク近代美術館など世界60ヶ所に20世紀を代表する写真家の作品としてコレクションされている。

Bettina Rheims(ベッティナ・ランス)
1952年フランス・パリ生まれ。
フランス・アカデミー会員のモーリス・ランスを父親に持つ。1972年から数年をニューヨークで過ごし、ジャーナリスト、マヌカンなどを経験後、パリに戻る。ギャラリー創設、写真家のアシスタント、ラボ勤務などを経験し、その頃から自分の周りの友人を被写体として写真を撮り始める。1978年26歳のときにカリスマ雑誌“エゴイスト”の創始者ビニャックに評価され同誌でデビュー。ポートレート、ヌードを中心に作品を発表し1983年には生と死を表現した動物の剥製シリーズを制作し注目を浴びるようになる。1987年~88年にはパリ・エスポート・フォトにて早くも過去10年間の回顧展を開催。以後数々の個展を開催し、ファッション誌で活躍すると共に、ビデオやコマーシャル・フィルムも制作している。現在は雑誌、広告、ファッションの仕事を手がけるとともに、幾多のプロジェクトに取り組んでいる。

リコーイメージングスクエア銀座 ギャラリー A.W.P

場所:東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター8F
開館:11:00~19:00(最終日16:00まで)※入館は閉館時間30分前まで
定休日:火曜日

入場料金

利用料:一回入場・・・510円(税込) 年間パスポート・・・3,600円(税込)
ペンタックスリコーファミリークラブ会員の方・・・無料※

※ただし、初回ご利用時にA.W.P入場カード(1年間有効)発行手数料として324円(税込)を申し受けます。

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