【プロフィール】
村山 長 Hisashi Murayama
www.hisashimurayama.com
世界各地の写真祭でのグループ展覧会・スライドショーに参加する。2003年より写真コレクティブグループ " Tangophoto (
www.tangophoto.net) "のメンバーとして活動する。
<アルル/フランス(R.I.P. Arles, France)
・パピニヨン/フランス (Visapourlimage)
・ハンブルグ/ドイツ(CAI Contemporary Art International)
・マドリード/スペイン(Galleria Valle Quintana/PHOTO ESPANA)
・ピアチェンツァ/イタリア(FOTO sintesi)
・ブリュッセル/ベルギー(Centre Culturel Jacques Franck)
・ブエノスアイレス/アルゼンチン(Festival of Light)
・2005 広州/中国(Guangzhou Photo Biennial)
・ビール/スイス(Photoforum Pasquart in Biel/Bienne)他>
2009年よりプロジェクト"The Singled Person"に参加
(
http://www.projektoren.net/singledperson/)
・ベルリン/ドイツ(6th Berliner Kunstsalon 2009)
・ビール/スイス(14th Journees Photographiques de Bienne)
・ウィーン/オーストリア(6th Month of Photography in Vienna 2010)。
グループ出版物/VISIONAIRE World 41,"The Singled Person"(Schaden/ドイツ
http://www.projektoren.net/singledperson/pages/book.html)
【ひとこと】
Travels with an imaginary girl
長い旅を続けていた僕の目の前に不意に現れては消える姿。失うことを経験し、始められた旅。僕の前に突然現れた彼女は、想像の中にあるものなのか。それとも旅の同伴者なのか。
眠れない夜と深い眠りの昼が交互におとずれ、夢と現実の比率が少しずつ崩れていった。そしてその間を行き来しはじめた。そう感じた。深い眠りの昼、僕は別の場所にいた。そこでまた彼女の姿を見た。眠れない夜はただ走り続けた。進行方角を確かめる為に、大陸の端を南へと走り続けた。助手席には彼女がいた。そう感じた。
旅は続けられた。見知らぬ場所で、不確かな時の間で。そこで眼にしたイメージ群は、懐かしいニューワールドのようであり、真新しい故郷にも見えた。
村山 長