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写真家 海原修平 KAIHARA SHUHEI
「過渡的上海」
写真家 海原修平 KAIHARA SHUHEI
1956年岡山県生まれ。1977年九州造形短期大学写真学科卒業後スタジオ勤務の後写真家助手を経て83年にフリーランスとして独立。 94年からアジアでの撮影が増え96年から上海に通い始める。97年に新宿オリンパスギャラリーにて写真展「老上海」を開催。2003年に上海事務所を設立し、現地や日本の広告写真及び日本の雑誌撮影を中心に活動を開始。作家活動としては、上海の夜をテーマにした作品を撮影している。現在は、スチル、ムービー撮影に関する日本の窓口として高い評価を受けている上海のクリエイター集団「751文化研究所」に所属。
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上海の街をGRデジタル1台を持って歩いた。シャッター音が小さく低いので、自分でもシャッターが切れたかどうかわからないほど街の雑踏に溶け込んでいた。
AFをスナップモードに切り替えればAFの作動音がしないので、まったくのサイレントと言ってもいい。シャッターのタイムラグが少ないのでシャッターチャンスを逃がす事はめったになかった。
上海の街はめまぐるしく変化している。今撮影しないと今度来たときにそれは無いと思えと言われるくらいスピードが速い。私のように上海に住んでいても唖然とするくらいだ。2010年の上海万博に向け、どのような街に変貌するのか、ファインダー越しに見つめていきたいと思っている。
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