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Caplio R3
ファームウェア書き換え手順
Macintosh環境版

2005. 11
株式会社リコー

本手順書は、ホームページからファームウェアをダウンロードしていただき、
書き換えする方法を説明させていただくものです。
下記手順に沿って操作をお願いいたします。


【1. ファームウェアバージョンの確認】

初めにファームウェアのバージョンを必ず確認してください。
バージョンが最新の場合は、アップデートする必要はありません。

1. カメラのモードスイッチを[音声モード]の位置にあわせてください。
2. 下ボタン[▽]とズームのTELE(上)側[↑]ボタンを押したまま、電源ボタンを押して電源を入れます。
3. 液晶モニターに下記の表示がされているかご確認ください。
ファームウェアのバージョンが「V1.00」の場合、
“CPU2:V 1.00” と表示されます。

表示例:V1.00の場合
JC1: TYPE XX
CPU1: V X.XX
CPU2: V 1.00
MON : V X.XX
ADJ : V X.XX
EXT : V X.XX
SH : XXXXXX
ST : XXXXXX

 *上記バージョン表示は約20秒間表示されます。
 
《操 作 手 順》

【2. 準備するもの】


カメラ本体
ACアダプタ(AC-4c)、または、フル充電したバッテリー
SDカード (フォーマット可能なもの)
カメラ用USB接続ケーブル
Caplio R3用ソフトウェアがインストールされていてUSB接続が可能なMacintosh

【3.ファームウェアの解凍と確認】

1. ホームページからファームウェアをダウンロードします。
2. ブラウザの種類や設定によっては、自動的に「Caplio R3 Update」フォルダが作成されます。
上記フォルダができない場合はダウンロードしたファイルを「StuffItExpander」などのソフトで解凍してください。
以下のフォルダ、ファイル構成となります。

Caplio R3 Update
 
 
 
 
Firmware rel X.XX(バージョンナンバー)
   
 
   
Caplio R3 FirmUpdater
   
 
(MacOS8.6 - 9.2.2)
   
 
 
   
Caplio R3 FirmUpdater X
   
 
(MacOS X 10.1.2 - 10.4)
   
 
 
   
mrflect3(ファームウェアファイル)
   
 
 
   
mrflect7(調整値ファイル)

同じフォルダ内(Firmware rel X.XX)に、上記のファイルがあることを確認して下さい。

ここからの操作は、ファームウェアのアップデート手順となります。

【4. アップデートの事前準備】   

SDカードリーダー/ライターなど、SDカードに書き込みのできる環境をお持ちの方は、SDカードのルートディレクトリに、解凍してできた「mrflect3」「mrflect7」ファイルをコピーすることにより、この事前準備と同等の操作となります。この場合はファイル書き込み済みのSDカードをカメラにセットし【5.アップデート操作】に進んでください。


※ご注意いただきたいこと
カメラのUSB接続モードを「オリジナル」にして下さい。「マスストレージ」ではアップデートができません。
(設定方法はカメラに同梱の使用説明書P125をご参照ください。)
MacintoshにCaplio 用のソフトウェアがインストールされていることを確認して下さい。
操作中はUSBケーブル、及びACアダプターの抜き挿しを行わないでください。
他のUSB周辺機器を接続している場合、取り外して実行することをお勧めします。
操作途中で電源がオフされた場合は、再度以下の手順を繰り返してください。それでも、カメラが起動しない場合はサービス窓口にご連絡ください。

下記の手順に沿って操作をお願いします。

解凍してできた「Caplio R3 FirmUpdater」を、対応OSを確認してダブルクリックしてください。

MacOS8.6-9.2.2 の場合
「Caplio R3 FirmUpdater」をダブルクリックしてください。

  MacOS X 10.1.2-10.4 の場合
「Caplio R3 FirmUpdater X」 をダブルクリックしてください。

※ファームウェアアップデートソフトの画面が表示されます。

1. カメラにACアダプター、または充電済みバッテリーをセットします。
2. カメラにSDカードをセットし、電源を入れてフォーマットを行ってください
3. カメラとMacintoshを専用のUSBケーブルで接続してください。
*iPhotoが起動された場合は終了してください。
4. Macintosh画面に表示されているアップデートボタンを押してください。
”書き込み中””読み込み中””確認中”のメッセージが表示されます。
カメラのモニター画面は暗くなりフラッシュ/オートフォーカスランプが点滅します。

「読み込みに失敗しました」「確認に失敗しました」というエラーが出た場合は、もう一度1.からやり直してください。
その他のエラーメッセージが表示された場合は、メッセージの内容を確認して対処して下さい。
5. Macintosh画面の“Caplio R3 FirmUpdate”が「アップデート操作」表示に切り替われば、正常にファームウェアファイルがカメラのSDカードに転送されています。

続いて、ファームウェアのアップデート操作を行います。

【5. アップデート操作】

1. カメラの電源を切り、USBケーブルをカメラから外してください。
2. モードスイッチを[音声モード]の位置にあわせてください。
3. 上ボタン[△]とズームのTELE(上)側[↑]ボタンを押したまま、電源ボタンを押して電源を入れます。
4. カメラの液晶画面に下記のように表示されます。
「ファームウェアをアップデートしますか?」
「いいえ」「はい」
5. 右ボタン[>]を押して、「はい」を選択します。
6. 「OK」ボタンを押します。
7. アップデートが始まり、液晶モニターに以下のように表示されます。
「ファームウェアをチェックしています」
「ファームウェアのアップデート中です」
オートフォーカスランプ/フラッシュランプが交互に点滅します。
「ファームウェアが正しくありません」が表示されてカメラの電源が自動的に切れた場合は、カメラの機種を確認して、正しいファームウェアを使用し、再度アップデートを行なってください。
8. おおよそ1分でアップデートが完了し、[再生]画面が表示されます。
9. 以上でファームウェアのアップデートは完了となります。

Macintoshの「アップデート操作」画面の「完了」ボタンを押して終了させてください。
アップデート完了後は必要に応じてダウンロードしたファイルを削除してください。

【注意事項】
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