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Caplio GX8
ファームウェア書き換え手順
Macintosh環境版

2005.07
株式会社リコー

本手順書は、ホームページからファームウェアをダウンロードしていただき、
書き換えする方法を説明させていただくものです。
下記手順に沿って操作をお願いいたします。


【1. ファームウェアバージョンの確認】

始めにファームウェアのバージョンを必ず確認してください。
バージョンが最新の場合は、アップデートする必要はありません。

1. カメラのモードダイヤルを[SETUP]の位置にあわせてください。
2. 下ボタン[▽]とズームのTELE(右)側[↑]ボタンを押したまま、電源ボタンを押してください。
3. 液晶モニターに下記の表示がされているかご確認ください。
ファームウェアのバージョンが「V1.00」の場合、
“CPU2:V 1.00” と表示されます。

表示例:V1.00の場合
JC1 : TYPE 5H
CPU1: V X.XX

CPU2: V 1.00
MON : V X.XX
ADJ : V X.XX
SH : XXXXXX
ST : XXXXXX

 *上記バージョン表示は約20秒間表示されます。
 *バージョン表示中は電源オフなど、他の操作ができません。
  そのまま[SETUP]画面が表示されるまでお待ちください。

《操 作 手 順》

【2. 準備するもの】


Caplio GX8 本体
ACアダプタ(AC-4a)、フル充電したバッテリーまたは新品のアルカリ乾電池
SDカード (フォーマット可能なもの)
Caplio GX8用USB接続ケーブル
Caplio GX8用ソフトウェアがインストールされていてUSB接続が可能なMacintosh

【3.ファームウェアの解凍と確認】

1. ホームページからファームウェアをダウンロードします。
2. ブラウザの種類や設定によっては、自動的に「Caplio GX8 Update」フォルダが作成されます。
上記フォルダができない場合はダウンロードしたファイルを「StuffItExpander」などのソフトで解凍してください。
以下のフォルダ、ファイル構成となります。

Caplio GX8 Update
 
 
 
 
Firmware rel X.XX(バージョンナンバー)
   
 
   
Caplio GX8 FirmUpdater
   
 
(MacOS8.6 - 9.2.2)
   
 
 
   
Caplio GX8 FirmUpdater X
   
 
(MacOS X 10.1.2 - 10.4)
   
 
 
   
lrflect3(ファームウェアファイル)
   
 
 
   
lrflect7(調整値ファイル)

同じフォルダ内(Firmware rel X.XX)に、上記のファイルがあることを確認して下さい。

ここからの操作は、ファームウェアのアップデート手順となります。

【4. アップデートの事前準備】   

SDカードリーダー/ライターなど、SDカードに書き込みのできる環境をお持ちの方は、SDカードのルートディレクトリに、解凍してできた「lrflect3」「lrflect7」ファイルをコピーすることにより、この事前準備と同等の操作となります。この場合は【アップデート操作】に進んでください。


※ご注意いただきたいこと
カメラのUSB接続モードを「オリジナル」にして下さい。「マスストレージ」ではアップデートができません。
「オリジナル」への設定方法はこちらのFAQをご覧ください。
MacintoshにCaplio GX8用のソフトウェアがインストールされていることを確認して下さい。
操作中はUSBケーブル、及びACアダプターの抜き挿しを行わないでください。
他のUSB周辺機器を接続している場合、取り外して実行することをお勧めします。
操作途中で電源がオフされた場合は、再度以下の手順を繰り返してください。それでも、カメラが起動しない場合はサービス窓口にご連絡ください。

下記の手順に沿って操作をお願いします。

解凍してできた「Caplio GX8 FirmUpdater」を、対応OSを確認してダブルクリックしてください。

MacOS8.6-9.2.2 の場合
「Caplio GX8 FirmUpdater」をダブルクリックしてください。

  MacOS X 10.1.2-10.4 の場合
「Caplio GX8 FirmUpdater X」 をダブルクリックしてください。

※ファームウェアアップデートソフトの画面が表示されます。

1. カメラにACアダプターや充電済みバッテリー、アルカリ乾電池などをセットします。
2. カメラにSDカードをセットし、電源を入れてフォーマットを行ってください
3. カメラとMacintoshを専用のUSBケーブルで接続してください。
*液晶モニターに数秒間「PC接続待ち・・・」と表示後、画面が暗くなり、オートフォーカスランプとフラッシュランプが点滅状態になります。
*iPhotoが起動された場合は終了してください。
4. Macintosh画面に表示されているアップデートボタンを押してください。
”書き込み中””読み込み中””確認中”のメッセージが表示されます。

「読み込みに失敗しました」「確認に失敗しました」というエラーが出た場合は、もう一度1.からやり直してください。
その他のエラーメッセージが表示された場合は、メッセージの内容を確認して対処して下さい。
5. Macintosh画面の“Caplio GX8 FirmUpdate”が「アップデート操作」表示に切り替われば、正常にファームウェアファイルがカメラのSDカードに転送されています。

続いて、ファームウェアのアップデート操作を行います。

【5. アップデート操作】

1. カメラの電源を切り、USBケーブルをカメラから外してください。
2. モードダイヤルを[SETUP]の位置にあわせてください。
3. 上ボタン[△]とズームのTELE(右)側[↑]ボタンを押したまま、電源ボタンを押してください。
4. カメラの液晶画面に下記のように表示されます。
「ファームウェアをアップデートしますか?」
「NO」「YES」
5. 右ボタン[>]を押して、「YES」を選択します。
6. 「OK」ボタンを押します。
7. アップデートが始まり、液晶モニターに以下のように表示されます。
「ファームウェアをチェックしています」
「ファームウェアのアップデート中です」
オートフォーカスランプ、フラッシュランプが交互に点滅します。
「ファームウェアが正しくありません」が表示されてカメラの電源が自動的に切れた場合は、カメラの機種を確認して、正しいファームウェアを使用し、再度アップデートを行なってください。
8. おおよそ1分でアップデートが完了し、[再生]画面が表示されます。
9. 以上でファームウェアのアップデートは完了となります。

Macintoshの「アップデート操作」画面の「完了」ボタンを押して終了させてください。
アップデート完了後は必要に応じてダウンロードしたファイルを削除してください。

【注意事項】
(1) 大切なデータは必ず保存してください。お客様が操作を誤ったり、本製品に異常が発生した場合にデータが消失することがあります。
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