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Caplio G4wide
ファームウェア書き換え手順
Windows環境版

2003.11
株式会社リコー

この度はCaplio G4wideをお買い上げいただき、誠にありがとうございます。

本手順書は、ホームページからファームウェアをダウンロードしていただき、
書き換えする方法を説明させていただくものです。
下記手順に沿って操作をお願いいたします。


【ファームウェアバージョンの確認】

始めにファームウェアのバージョンを必ず確認してください。
バージョンが最新の場合は、アップデートする必要はありません。

1. G4wideのモードダイヤルを[SETUP]の位置にあわせてください。
2. G4wideの下ボタン[▽]とズームのTELE(右)側[↑]ボタンを押したまま、電源ボタンを押してください。
3. 液晶モニターに下記の表示がされているかご確認ください。
ファームウェアのバージョンが「V2.03」の場合、
“CPU2:V 2.03”
“ADJ:V 2.00”
と表示されれば、正常にアップデートされています。

ダウンロードしたファームウェアのバージョンとカメラでの表示については、
ホームページのダウンロードサイトでご確認下さい。
/japan/dc/download/wing4w.html


表示例:V2.03の場合
JC1 : TYPE 3A
CPU1: V X.XX

CPU2: V 2.03
MON : V X.XX
ADJ : V 2.00
SH : XXXXXX
ST : XXXXXX

*上記バージョン表示は約20秒間表示されます。
*バージョン表示中は電源オフなど、他の操作ができません。
そのまま[SETUP]画面が表示されるまでお待ちください。

 《操 作 手 順》

【準備するもの】


G4wide本体
ACアダプタ(AC−4a)または新品のアルカリ乾電池、またはフル充電したバッテリーなどのG4wide用電源
SDカード
G4wide専用USB接続ケーブル
G4wide用ソフトウェアがインストールされていて、G4wideとのUSB接続が可能なパソコン

【ファームウェアの解凍と確認】

1. ホームページからファームウェアをダウンロードします。
2. ダウンロードしたファイルを解凍します。「g4wide-XXX.exe」をダブルクリックするか、右クリックして「開く」を選択します。
「Caplio G4wide Update」フォルダが作成され、以下のフォルダ、ファイル構成でファームウェアが解凍されます。

Caplio G4wide Update
 
 
 
 
Firmware rel X.XX(バージョンナンバー)
   
 
   
FirmUpdate.exe
   
 
 
   
brflect3(ファームウェアファイル)
   
 
 
   
brflect7(調整値ファイル)
   
 
 
   
Rdt3cm32.dll
   
 
 
   
Rdtccm32.dll
   
 
 
   
Rdtpcm32.dll
   
 
 
   
rdstiapl.dll
   
 
 
   
Support.ini

同じフォルダ内(Firmware rel X.XX)に、上記のファイルがあることを確認して下さい。
解凍後は必要に応じて「g4wide-XXX.exe」ファイルを削除してください。

ここからの操作は、ファームウェアのアップデート手順となります。

【アップデートの事前準備】   

SDカードリーダー/ライターなど、SDカードに書き込みのできる環境をお持ちの方は、SDカードのルートディレクトリに、解凍してできた「brflect3」「brflect7」ファイルをコピーすることにより、この事前準備と同等の操作となります。この場合は【アップデート操作】に進んでください。


※ご注意いただきたいこと
パソコンに「Caplio Software」がインストールされていることを確認して下さい。
アップデート時の安定性を向上させるため、タスクバー上にある、常駐ソフトを全て終了させて下さい。
*常駐ソフトの終了方法
・タスクバー上の常駐ソフトアイコンを右クリックして、「終了」などを選択します。
操作中はUSBケーブル、及びACアダプターの抜き挿しを行わないでください。
他のUSB周辺機器を接続している場合、取り外して実行することをお勧めします。
操作途中で電源がオフされた場合は、再度以下の手順を繰り返してください。それでも、カメラが起動しない場合はサービス窓口にご連絡ください。

下記の手順に沿って操作をお願いします。

ダウンロードした「FirmUpdate.exe」をダブルクリックしてください。
※ファームウェアのソフト“Caplio G4wide Firmware Update”が起動します。

1. RICOH Gate La を終了させてください。
*タスクバー上のRICOH Gate La アイコンを右クリックして、「終了」を選択します。
*WindowsXPなど、タスクバー上にRICOH Gate Laアイコンが無い場合、この操作は不要です。
2. G4wideにACアダプターやバッテリー、アルカリ乾電池などをセットします。
3. G4wideにSDカードをセットし、フォーマットを行ってください。
4. G4wideの電源を入れて、カメラとパソコンを専用のUSBケーブルで接続してください。
*WindowsXPの場合、RICOH Gate Laが起動されることがあります。この場合はRICOH Gateを終了させてください。
*液晶モニターに数秒間「PC接続待ち・・・」と表示後、画面が暗くなり、オートフォーカスランプとフラッシュランプが点滅状態になります。
5. アップデートボタンを押してください。
”書き込み中””読み込み中””確認中”のメッセージが表示されます。


「読み込みに失敗しました」「確認に失敗しました」というエラーが出た場合は、もう一度1.からやり直してください。
その他のエラーメッセージが表示された場合は、メッセージの内容を確認して対処して下さい。
6. パソコン画面の“Caplio G4wide Firmware Update”が「アップデート操作」表示に切り替われば、正常にファームウェアファイルがSDカードに転送されています。

続いて、ファームウェアのアップデート操作を行います。


【アップデート操作】

1. G4wideの電源を切り、専用のUSBケーブルをカメラから外してください。
2. G4wideのモードダイヤルを[SETUP]の位置にあわせてください。
3. G4wideの上ボタン[△]とズームのTELE(右)側[↑]ボタンを押したまま、電源ボタンを押してください。
4. G4wideの液晶画面に下記のように表示されます。
「EXECUTE?」
「NO」「YES」
5. G4wideの右ボタン[>]を押して、「YES」を選択します。
6. G4wideの「OK」ボタンを押します。
7. アップデートが始まり、液晶モニターに以下のように表示されます。
「CHECKING REWRITE FILE」
「REWRITING PROGRAM」
オートフォーカスランプ、フラッシュランプが交互に点滅します。
「INCORRECT REWRITING FILE」 が表示されてカメラの電源が自動的に切れた場合は、カメラの機種を確認して、正しいファームウェアを使用し、再度アップデートを行なってください。
8. おおよそ2分でアップデートが完了し、[SETUP]画面が表示されます。
9. 以上でファームウェアのアップデートは完了となります。

パソコンの「アップデート操作」画面の「完了」ボタンを押して終了させてください。

【注意事項】
(1) 大切なデータは必ず保存してください。お客様が操作を誤ったり、本製品に異常が発生した場合にデータが消失することがあります。
(2) 本製品の故障、不具合による損害、文書やデータの消失による損害、その他本製品の使用により生じた損害については当社では、一切その責任を負えませんのであらかじめご了承ください。
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