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「My Jewel Boxより“富士山”きらめきのときII」有川マサコ

霊峰である雄大な富士山と自然、そして雲、太陽、月、星など宇宙の神秘に想いを馳せながら撮影。時として音楽が頭の中で流れその世界に入ることもある。河口湖の別荘を拠点に撮影。カラー作品約25点で構成。

ONLINE写真展

作者 有川マサコ
作品名 「My Jewel Boxより“富士山”きらめきの瞬II」
会期 2021年9月2日(木)~9月13日(月)
時間 当面の間、10:30~17:30までの短縮営業(最終日16:00終了)
定休日 火曜日・水曜日
入場 無料
会場 リコーイメージングスクエア東京 ギャラリーR
連絡先 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP
℡0570‐006371

作品コメント

静寂の闇の中、月光に照らされ大きな雲が漂っている。まるで生き物がゆっくり動いているようだ。向き合って話をしている様にも見える。雲はどんどん形を変え変幻していく。私は闇の中に吸い込まれるような神聖な気持ちになった。変幻する雲を月が照らし、夜空の星たちを従えて富士がいる。何と神秘的なのであろう。ドビッシーが頭の中で流れながら撮影をしていた。その後雲が消え現実に戻った。やはり富士は霊峰である。神がいらっしゃる。
祖父母の代から富士を崇め、今の世田谷の家も祖母が真正面に見える所と決めたという。(現在は残念なことに高いビルが建ち右半分である。)父も富士の裾野に別荘を建て、母は手を合わせる。私の家族は代々富士のお陰で心が洗われてきたのだ。
私はいつも富士と話をしている。もちろんご挨拶をする。そしてご褒美を頂くのだ。ある方が「あなたが来ると富士のご機嫌が良い。」と。でもいつもご機嫌が良いわけではない。天候のご都合があるのだから。私はどちらでも感謝の気持ちで一杯である。
今回の個展は昨年開催の予定であったがコロナで断念。今回の運びとなった。1回目の富士山の個展から10年が経ってしまったが、思う様に来られなかった。父が亡くなったからだ。同じ頃富士の恩師、二科会の恩師が逝去された。あの時、月光に照らされた大きな雲は父や恩師だったのであろうか。
有川マサコ

プロフィール

東京都出身。5歳よりピアノや歌を始める。
音楽大学器楽学科ピアノ科卒業。(中学、高校教員免許取得)
卒業後は演奏活動を活発に行い、音楽教育研究所を開設。現在ミュージックスクール代表。
2005年秋から写真を始める。
2007年から2012年 二科展入選。2007年オリンパスイメージング賞受賞。富士山大賞入選。
2010年二科展ペンタックス賞受賞。NHK富士山写真コンクール、富士山大賞入選。
2014年富士山大賞最高賞受賞
2015年二科会会友推挙。NHK富士山コンクール入選。
2018年二科会会友賞受賞
富士山をはじめ野鳥やスナップ、舞踏などを撮影。
(一社)二科会写真部会友   赤富士会

写真展

2011年 ペンタックスフォーラム(現リコーイメージングスクエア東京)にて「富士山」きらめきの瞬 開催

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