トルコ南部、シリア国境付近に暮らすシリア難民のポートレート。カラー作品約20点。
リコーイメージングスクエア東京
「シリア難民の肖像~Borderless people~」 小松由佳
作者 | 小松由佳 |
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作品名 | 「シリア難民の肖像~Borderless people~」 |
会期 | 2019年5月22日(水)~6月3日(月) |
時間 | 10:30~18:30(最終日16:00終了) |
定休日 | 火曜日 |
入場 | 無料 |
会場 | リコーイメージングスクエア東京ギャラリーII |
連絡先 | 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP ℡0570‐006371 担当:狩野・和田 |
作品コメント
2011年から始まったシリア内戦。人口2240万人のうち50万人の死者、560万人の難民を生みながら、情勢は未だ混沌としている。周辺国に逃れた多くの難民にとり「シリア帰還」は今や遠い夢だ。
Borderless 、境界線の不毛。難民は「国境」の先に希望を見出そうとする。だが彼らが生きるのは、なお国境や国家、法が意味をなさない曖昧で不確実な世界だ。
シリアの歴史は繁栄と離散の歴史でもある。その一幕として、難民たちも異郷に根を張ろうとしている。
本写真展では一人一人の肖像から、激動の時代を生きる人間の姿を捉えた。じっと目を凝らさなければ見えないもの。それを写真の内側に表現したい。
小松由佳
作者プロフィール
1982年、秋田県生まれ。2006年、“世界で最も困難な山”と称される世界第二の高峰K2( 8611m / パキスタン )に日本人女性として初めて登頂。次第に風土とともに生きる人間の暮らしに惹かれ、草原や沙漠を歩きながらフォトグラファーを志す。2012年からシリア内戦・難民を取材。著書に『オリーブの丘へ続くシリアの小道で~ふるさとを失った難民たちの日々~』(河出書房新社)。
小松由佳氏によるギャラリートークを開催いたします。
5月26日(日)、6月2日(日)
13:00〜14:00(1回目)、16:00〜17:00(2回目)
予約不要・入場無料でどなたでもご参加いただけるイベントです。みなさまのお越しをお待ちしております。