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「Dam ― Landscape of the Japanese mountain ―」鈴木高宇 (すずきたかね)

作者は、「美しい日本の風景の中に存在する人工建造物のダムは、純風景に対して違和感を感じざるをえない。」との思いから、これを「ミスマッチの美学」と感じた。「いたる山に人工コンクリート物質という自然の中に人間が作り出した美学を人々はどう感じるのだろうか。」これをテーマにした作者渾身のモノクローム作品約40点で構成。

ONLINE写真展

作者 鈴木高宇 (すずきたかね)
作品名 「Dam ― Landscape of the Japanese mountain ―」
会期 2015年6月17日(水)~6月29日(月)
時間 10:30~18:30(最終日16:00終了)
定休日 火曜日
入場 無料
会場 リコーイメージングスクエア東京(ペンタックスフォーラム) ギャラリーI&II
連絡先 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP
03-3348-2941 担当:松枝・江上

作品コメント

「ミスマッチの美学」これがテーマだ。日本の純粋自然風景の聖地はカメラマンが殺到し、長閑に時空を超え大自然を味わえない現在だが、視点を逸らせば新たな美学が存在する。戦後生まれの人間には当然のダムなる建造物も不思議と自然にとけ込んでいる。ただ謎めいた建造物としてだ。
中判デジタルカメラは、私の思うがままモノクロの世界を描いてくれた。その再現力はデジタル臭さを打ち消してくれ、銀塩モノクロでは不可能なRGB操作で諧調も自然に再現出来た。インクジェットペーパーも、銀塩さながらピクトラン バライタを使用している不思議。RAW現像とアナログ的な紙は新たなモノクロの世界も切り開いてくれた。
自然とコンクリート建造物。その狭間に見え隠れする世界は、既存でありながら新しい日本の山岳風景だと思うのだが皆さんにはどう見えるだろうか。
鈴木高宇

作者プロフィール

1971年 栃木県生まれ
1992年 東京工芸 大学短期大学部 写真技術科 卒業 (現在 芸術学部)
1993年 同学科研究生 研究テーマ「白い風」
1993年 フォックスタルボット賞 写大ギャラリー
1997年 フリーランスフォトグラファーとして独立
1997年 冒険家 大場満朗氏 北極点にて取材
以降精力的に活動
2004年 個展 Crystal Landscape「神々のため息」フォト・プレミオ賞 コニカミノルタプラザ
2015年 個展「Dam -Landscape of Japanese mountain-」リコーイメージングスクエア東京

公益社団法人 日本写真家協会(JPS) 会員

使用機材

PENTAX 645D

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