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「夢境・家園-こころのふるさと-」烏里 烏沙 (ウリ ウサ)

日本の約6.5倍の面積を持っているチベット高原は今どうなっているだろう、作者は十数年をかけて、数十回にわたってチベットを巡り、独自の視点で撮り下ろしたカラー作品約50点を厳選して構成

ONLINE写真展

開催期間 2014年3月5日(水)~3月17日(月)
開館時間 10:30~18:30(最終日16:00終了)
定休日 火曜日
入場 無料
会場 リコーイメージングスクエア東京(ペンタックスフォーラム) ギャラリーI&II
連絡先 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP
03-3348-2941 担当:松枝・江上

作品コメント

チベット、その名を聞くだけでも神聖で、霊的な幻影が浮かび、日常の生活から遠く離れた秘境が思い起こされる。その地から伝わる話は、たとえ架空のものであっても世界の人々から畏敬され、信じられる。
また、その厳しい環境のゆえに、人種・年齢・地位・職業を間わず多くの挑戦者たちの憧れの地となって、人々の心を潤わせる至高の「聖地」と思われる。
青蔵鉄道の開通後、チベットは日本でも一層人気が高まり、観光、考察、登山、探険などさまざまな目的で「世界の屋根」と称されるチベットを、訪ねる人々が途絶えることはない。
今回の写真展は、皆様に知られていないチベットのもう1つの顔、現在のチベット・スタイルを伝えるために、企画したもので、 故郷に対する思い出を込めて、あえて「夢境・家園」というタイトルを選んだ。撮影する場所は観光地ではなく、一般的な人々が行かない、あるいは気がつかないところであり、内容は世界の果てまで続きそうな広大な美しい自然、自然の中に生きる明るいチベット族の人々、チベット族の厚い宗教信仰など、ごく一般的な自然と暮らしを再現したものである。また一部の作品は、地球温暖化の影響によりチベット高原の氷河の融解が加速している現象を加えた。展示作品は写実のものでありながら、夢のなかの光景を想定して表現したものである。
一部の写真、特にチベットの広大な景観を細かく描写したいとの思いを込めて、高解像力を誇る中判デジタルカメラ・ペンタックス645Dを使って撮影した。烏里 烏沙

作者プロフィール

鳥里鳥沙(Wuliwusha・彝族)
探険家、フォトグラファー、中国四川省生まれ。四川美術大学をはじめ、中国で5つの大学で10年ほど遊学。現在、撮影など視角芸術の創作活動するほか、民族・民俗学、植物学など研究に力をいれている。
1996年に来日、和光大学人文学部芸術学科で芸術学及びコンピュータ・グラフィック・デザインなどの実技を学び、撮影創作を続行。日本の北海道から中国の奥地まで幅広く調査し、十数年来、1年の半分近くはチベット及び中国西部の秘境を回り、多角的な視点で捉え創作活動をしている同時に、チベットカム地方の山々についての調査も継続。また、ヒマラヤ山脈をはじめ、カラコルム山脈、昆崙山脈、念青唐古拉山脈、横断山脈など、数々の秘境奥地を探険する旅も企画・実行している。
中国の民族事情を日本の人々に知ってもらうため、講演会や、写真展などいろいろなかたちを通して、中国西南地区の少数民族を紹介している。また、チベット高原の厳しい所に小学校を建設することや、日本の文化や風土を中国に紹介する写真展も企画実行し、日中文化交流のかけ橋の役を果たして、幅広く活動している。
写真展は「植物の宝庫・東チベット花紀行」、「聖地・浄土―チベットに生きる」など多数。
写真グループ展の企画担当を10年以上続ける。
現在、NPO法人チベット高原初等教育・建設基金会理事長、チベットカム山岳研究会会長、公益社団法人日本写真家協会会員、日本山岳写真集団同人、日本中国写真芸術協会会員、横断山脈研究会会員、日本植物学会会員など。

ホームページ http://www.gesanmedo.or.jp/wusa.html
メールアドレス wusa@gesanmedo.or.jp 

使用機材

PENTAX 645D ほか

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