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カスタムイメージとは

PENTAXのデジタル一眼レフカメラには、フィルムを交換する感覚で画作りを変えられる機能、“カスタムイメージ”を搭載しています。被写体やシーンに応じて画作りを切り替えるデジタルならではの手軽さに加えて、それぞれのカスタムイメージを自分好みにカスタマイズできる柔軟な設定項目を備えていることも特長です。

※掲載時点(2019年3月)のPENTAX デジタル一眼レフカメラ現行製品をもとに設定や機能の紹介をしています。旧製品には搭載されていないカスタムイメージや、設定項目もありますので予め了承ください。

鮮やか

輝度の低い青による濃厚な青空や、活き活きとした緑など、自然風景に万能なカスタムイメージ。*ist DSで搭載されていた画像仕上げ設定から変わらぬ画作りを維持しており、 PENTAXユーザーの実に6割の方々が愛用し、“PENTAXカラー”の代名詞となっています。

〔カスタムイメージ:鮮やか〕

〔カスタムイメージ:ナチュラル〕

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バランスの良い色彩表現をする「ナチュラル」と比較して、緑や青空の色合いに大きく差が出ています。コントラスト、シャープネスの初期設定が+1となっており、全体的にメリハリが強いことも特徴です。

〔カスタムイメージ:鮮やか〕

〔カスタムイメージ:ナチュラル〕

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鮮やかな緑の色合いだけでなく、赤系の色も見た目以上に印象的に仕上がります。

ナチュラル

PENTAXらしい鮮やかな色の再現性を備えながらも、色相ごとの輝度・彩度のバランスが良く、あらゆる被写体に向いた画作りです。PENTAX初のデジタル一眼レフカメラである*ist Dの画像仕上げ設定がベースとなっており、伝統的なカスタムイメージのひとつです。

〔カスタムイメージ:ナチュラル〕

〔カスタムイメージ:鮮やか〕

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「鮮やか」では青の輝度が低く彩度も高すぎたため、被写体本来の淡い色合いが失われてしまいました。偏りのない色彩表現を求める場合には「ナチュラル」が適しています。

〔カスタムイメージ:ナチュラル〕

〔カスタムイメージ:鮮やか〕

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日差しの強い屋外など、「鮮やか」ではコントラストが高すぎて日陰がつぶれてしまうようなシーン、動物の毛並みなどを柔らかく表現したいときなどにもおすすめです。

人物

人物向けの設定として搭載されているカスタムイメージで、マゼンタの色相が強調されるため、健康的な肌の色合いを得ることができます。ポートレート撮影などで設定に迷ったときには、まず「人物」をお試しください。

〔カスタムイメージ:人物〕

〔カスタムイメージ:鮮やか〕

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〔カスタムイメージ:人物〕

〔カスタムイメージ:鮮やか〕

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見た目に忠実な表現と言うよりは、ほんのりピンクがかった人肌の表現が特徴です。また、唇の色調も変化しています。スタジオ撮影などでは、カスタムイメージの詳細設定で少し彩度やコントラストを抑えるのも効果的です。

風景

同じく風景向けのカスタムイメージである「鮮やか」をベースとし、青と緑をより鮮やかに表現。また、紅葉を引き立たせる黄色が特徴的なカスタムイメージとなっています。

〔カスタムイメージ:風景〕

〔カスタムイメージ:鮮やか〕

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基本的には「鮮やか」をベースにしていますので、大きく印象は変わりません。朱色の屋根の色合いや、緑の再現に違いがあります。好みに応じて使い分けていただけると良いでしょう。

〔カスタムイメージ:風景〕

〔カスタムイメージ:鮮やか〕

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「鮮やか」と比較して夕陽のハイライト部分が黄色みを帯びています。色彩表現の好みに応じてお使いください。

〔カスタムイメージ:風景〕

〔カスタムイメージ:鮮やか〕

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紅葉の色彩が色濃く表現されています。

雅(MIYABI)

赤・緑・青の3原色が印象的な仕上がりとなり、日本の四季折々の風景を瑞々しく表現することができます。マゼンタ寄りに仕上げた青は深くクリアな印象をもたらし、くすみのない赤の色合いは神社の鳥居の赤色の再現性に富んでいます。トワイライトタイムの薄紫がかった空模様など、マゼンタの再現性が活きるようなシーンでも魅力的な仕上がりが得られます。

〔カスタムイメージ:雅〕

〔カスタムイメージ:鮮やか〕

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少しシアンがかった明るめの緑の色合いは見た目の印象に近く、新緑の表現にも向いています。

〔カスタムイメージ:雅〕

〔カスタムイメージ:鮮やか〕

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紅葉では「鮮やか」と比較しても少し明るめのトーンとなり、瑞々しい仕上がりが得られます。

〔カスタムイメージ:雅〕

〔カスタムイメージ:鮮やか〕

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「鮮やか」と比較して、より深みのある青空と、全体的に少し明るめのトーンが特徴です。

〔カスタムイメージ:雅〕

〔カスタムイメージ:鮮やか〕

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トワイライトタイムの薄紫の空模様が、「風景」「鮮やか」など高彩度なカスタムイメージと比較しても、より印象的に仕上がります。

ポップチューン

「鮮やか」「風景」「雅(MIYABI)」などの色彩豊かな仕上がりと比べても、一線を画すような鮮やかさを表現します。彩度、コントラストが高く、それぞれの色相も誇張表現を行っており、キーの初期設定値を高めにすることで明るい印象としています。
とにかく目を奪うような色彩表現が特徴ですが、曇天のフラットな調子にメリハリを加えるような用途でも活用できます。

〔元画像(カスタムイメージ:鮮やか)〕

極彩色の街並みが華やかな印象でしたが、「鮮やか」で撮影した写真は少し大人しい仕上がりでした。

〔カスタムイメージ:ポップチューン〕

「ポップチューン」に設定することで、印象通りの鮮やかな写真となりました。初期設定では“キー”が高めに設定されているため、中間調を中心に明るく仕上がるのも特徴です。

〔元画像(カスタムイメージ:鮮やか)〕

光が回る前の明け方の写真です。カスタムイメージは「鮮やか」に設定し、霧を表現するためにアンダー気味に撮影していますが、光が回らないシーンであったため緑の鮮やかさや、ディテールが沈み込んでしまいました。

〔カスタムイメージ:ポップチューン〕

彩度の高い「ポップチューン」に設定したことで、緑の再現性が向上しました。また、高めに設定されている“キー”の効果よって中間調のトーンやディテールなども浮かび上がらせることができました。このように光量不足によって標準的な仕上がり設定では表現力が乏しいようなシーンでも活用できます。

ほのか

ハイキーかつローコントラストで、彩度を抑えたカスタムイメージ。カスタムイメージ詳細設定の“キー”は、この「ほのか」の調子を再現するために追加されたパラメーターです。それぞれの色の芯はしっかりと残っているので、彩度、キー、コントラストのパラメーターを調整したり、8色から選択できる“調色”を加えて全体にうっすらと色味を乗せ、全く異なる印象に仕上げることもできます。

〔調色:なし〕

日差しが強く、陰影の目立つシーンでしたが、可愛らしい花のイメージを表現するために、ハイキーでローコントラストな「ほのか」に設定。ふんわりとした仕上がりが得られました。

〔調色:イエロー〕

マクロレンズで撮影し、非常に鮮鋭感の強い写真でしたが、カスタムイメージを「ほのか」に設定し、“調色”でイエローを乗せることで、柔らかい日差しに照らされているようなイメージになりました。

〔調色:シアン〕

“調色”シアンを加えることで、白昼夢のような印象に仕上がりました。ノスタルジックな表現にも、「ほのか」は適しています。

フラット

レタッチを想定したカスタムイメージです。初期設定ではコントラストが-4に設定されており、メリハリを抑えた設定となっています。色の誇張がなく忠実な色彩表現を行ったもので、撮影後のレタッチを容易にします。

〔元画像(カスタムイメージ:フラット)〕

「フラット」の初期設定はコントラストを抑えた設定です。各色の情報は持っているため、素材性の高いカスタムイメージと言えます。

〔JPEGからレタッチ後〕

「フラット」で撮影されたJPEG画像をレタッチソフトにて編集したものです。コントラスト・彩度を高め、青空の色相を変更しています。大きく破綻することもなくレタッチを行うことができました。

〔カスタムイメージ:フラット(彩度・コントラスト0)〕

〔カスタムイメージ:鮮やか〕

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色彩の誇張が一切ないため、初期設定ではマイナスに設定されている”コントラスト”をプラス側に調整することで、見た目に近い忠実再現のカスタムイメージとしても活用できます。

銀残し

映画フィルムの現像手法である「銀残し」のような、ローキーかつハイコントラストや渋みのある色彩表現が特徴です。初期設定では“調色”効果がグリーンに設定されていますが、効果をOFFにしたり、他の色味に変更することで、様々な銀残し表現が楽しめます。

〔調色:グリーン〕

路上に停められているバイクを、重厚感ある印象で捉えた。「銀残し」はコントラストが高く、渋みのある色彩表現は金属などの被写体に相性が良いです。

〔調色:シアン〕

紅葉とさびれたトタン屋根を撮影。ローキーな表現により暗部を徹底的に引き締め、シンプルな作画を心掛けました。

〔調色:ブルー〕

色彩表現が抑えられているため、白鳥と雲の白さが際立っています。「銀残し」は色彩表現が独特で、特に青空は非常に渋みのある色合いになります。

リバーサルフィルム

「リバーサルフィルム」のような黒の締まりと濃厚な色彩を表現するためにチューニングされているカスタムイメージ。独特なトーンカーブによって陰影表現をしており、彩度をいたずらに高めるのではなく、コントラストによって深みのある色再現を行っています。
実際のリバーサルフィルムの現像をイメージし、あえて明るさやコントラスト、彩度など、調整する機能をなくしています。(詳細設定はシャープネス設定のみ有効)

〔カスタムイメージ:リバーサルフィルム〕

〔カスタムイメージ:鮮やか〕

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ローキーな写真だと暗部が潰れてしまう可能性があるため露出には少しシビアですが、 「リバーサルフィルム」では緑の濃淡がより強調され、非常に引き締まった写真となっています。

モノトーン

白黒やセピアなど、「モノトーン」で階調豊かな表現を行うカスタムイメージです。コントラストの調整だけではなく、調色設定によって純黒調から、温黒調(ウォームトーン)、冷黒調(クールトーン)など、細かな印象変更も可能です。
さらに、8種類のモノクロフィルターの設定でモノクロフィルム撮影さながらの表現が行えます。

〔初期設定〕

基本的なトーンカーブは「ナチュラル」に近く、色相ごとの輝度に偏りがないため、“モノクロフィルター”の効果をイメージしやすいのも特徴です。 “モノクロフィルター”は、フィルター効果名と補色の関係にある色相の部分暗くなり、部分的にコントラストを高めることができます。

〔ウォームトーン〕

〔クールトーン〕

“調色”を加えることで、セピア調のウォームトーンや、青みがかったクールトーンの表現も可能です。効果は段階的に設定できますので、好みの強さで適用できます。

〔フィルター: イエロー〕

モノクロフィルターをイエローに設定し、補色にあたる青空の輝度が下がり、部分的にコントラストが高まります。

〔フィルター:赤外調〕

赤外フィルムのように青空が暗く落ち、緑が白っぽく明るく表現されます。

クロスプロセス

フィルムの現像手法のひとつである「クロスプロセス」のように、独特の色やコントラスト表現を行うカスタムイメージ。初期設定では毎回仕上げのパラメーターが変わるようになっており、デジタル画像でありながら「フィルムのような偶然性」を楽しめます。

〔元画像(カスタムイ
メージ:鮮やか)〕

〔例1:ブルー系〕

〔例2:イエロー系〕

〔例3:レッド系〕

撮影ごとの仕上がりを統一したい場合には3つの効果が用意されたプリセットから選択することもできます。さらに、すでに「クロスプロセス」で撮影された画像からお好みの色合いの効果のものをお気に入りとして3つまで登録し、いつでも呼び出すことが可能です。

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