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連載コラム 写真三昧 SHASHIN ZANMAI
プロフィール

 

安藤 智仁
あんどう ともひと

 

日本大学藝術学部写真学科卒業。カメラ片手の旅を愛する。東京の懐かしい風景を集めた「東京レトロ」をライフワークとして活動中。愛機はPENTAX 645D。リコーイメージング(株)カスタマーコミュニケーション部 販売サポートグループ所属。 現在全国で開催されるフォトセミナーの講師として活躍。フォトマスターEX。夜景鑑賞士2級。2014年3月、写真展「Andy's Photo Journey V」を開催。

リンク ペンタックスファミリー 光と色の反射率 by Dr.M

K-S2を相棒に五島列島をめぐる(前篇)

3月に新製品K-S2が発売になりました。軽くて小さくて、それでいてK-3を凌駕するような高性能、新機能を満載したこのカメラ、旅にもってこいの一台であることは間違いありません。春の香りでいっぱいの五島列島にK-S2を相棒に旅をしてきました。

小値賀島の朝焼け

博多でのセミナーがあり、博多港から夜に出港するフェリーで渡りました。2等船室は島へ帰る人や帰省する人たちで一杯。既に島の雰囲気が感じられます。最初に上陸した小値賀島にはまだ真っ暗な4:40に到着。しばらくターミナルで仮眠を取ったあと、素晴らしい朝日を迎えました。

小値賀島でのもう一人の相棒

初日は小値賀島を一日かけて巡りました。五島列島の北端に位置し「日本で最も美しい村」にも選ばれた小さくも美しい島です。今日のもう一人の相棒はレンタサイクル。坂道は厳しいですが風が心地よいです。「あ、いいな」と思った時にいつでも止まってシャッターを切れるのが快適です。

穏やかな漁港。美味しい匂いにつられます。

島中が花の匂いで満ち溢れていました。五島牛がのんびりと草を食んでいます。

島全体を巡ったあとは自転車を降りて、古くからの漁村の雰囲気が残る「笛吹地区」をぶらぶらと歩きました。こういう時は地図も時間も気にせず、気になった路地に迷い込んでいくに限ります。

笛吹地区の街並み。迷い込んだ路地に発見が待っています。

小値賀島でののんびりとした時間もあっという間に過ぎていきました。おぢかアイランドツーリズムのスタッフの方の「今度はぜひ泊りで来てくださいね」という言葉に後ろ髪をひかれながら島を後にし、高速船で上五島へと向かいます。

つづく