K-30レポート(続)と猿島での写真展 前回に引続き新製品「K-30」の使用感をお伝えしたいと思います。 先日のペンタックスファミリーの撮影会で江ノ電を撮影する機会がありましたので早速試してみました。 わずか4秒足らずの間に20カット近くの写真を撮影することができました。途中で迷うこともなく小気味良くシャッターが切れていきます。 至近距離のカットです。 今回K-30のAFには新しい機能が追加されました。 ステータススクリーン上の測距点表示で赤い点がセレクトポイントです。これは十字キーで選択することができます。その周囲のピンク色の点が「アシストポイント」で、被写体がセレクトポイントから外れた時にカバーする働きをします。 もちろん常に動くものを撮影するわけではありませんから、AF-SとAF-Cの切替えが必要になります。従来、上位機種(K-5やK-7など)がスピーディーなレスポンスが得られる「フォーカスモードレバー」での切替えなのに対して、入門クラスの機種(K-rやK-x)はINFOボタンを押してコントロールパネル内での切替え、ただし自動で切替えをしてくれる「AF-A」がありました。 K-30はその両者のいいとこ取りをしています。「フォーカスモードレバー」での切替えがメインになりますが、慣れていない人は撮影MENU2のAF設定で「AF.A」にチェックを入れておきましょう。そうするとフォーカスモードレバーが「AF-S」「AF-C」のいずれにあっても「AF-A」として動作、つまり自動的に被写体の状態を判断して「AF-S」「AF-C」の切替えをしてくれます。使い手のレベルやその時の被写体の状態のよってカスタマイズできるわけです。 いかがでしたでしょうか。K-30にはそれ以外にも防塵防滴などタフな面、またHDRやデジタルフィルターを始めとしたクリエイティブな側面などたくさんの魅力を持っています。夏本番、外観も中身も新しくなった「K-30」をもって青い空の下へ繰り出しませんか? さて今日はもう一つ話題があります。 横須賀沖、猿島へは10分足らずの船旅です。
猿島の管理会社の営業担当、大森さん。 ・K-30はペンタックスリコーオンラインショップでもお求めいただけます。 |