普通に撮ってもかわいらしいネコですが、今回は下からのこども目線で撮ることでさらに愛らしさがアップした写真を撮ってみましょう!
撮影する姿勢はネコが低い所にいればいるほど辛くなります(笑)。作例も、それほど高くない洗面台にいるネコを腰を折り曲げて背中を丸めて小さくなって撮影しました。そのように、ネコの顔よりも低い位置から撮る姿勢をキープしてください。
ピントは人間のポートレートのセオリーと同じように目に合わせましょう。また、ここが一番のポイントなのですが、ネコは下を覗き込んでいるので、光を背にすることになって顔が暗くなってしまいます。レフ板があればぜひ使って光を反射させてあげたいのですが、レフ板に驚いて警戒するネコもいます。その場合は露出補正をプラスにして顔を明るく写してあげてください。
この3つのポイントを使えば、こどもとネコが見つめあっているようなかわいらしい写真を撮ることができますよ!
東京都出身。モデルとしてカメラの前に立つうちに撮る側に興味がわき写真を学ぶ。作品を持ち込んだカメラ雑誌の出版社に入社し、様々なジャンルの写真家の作品と撮影現場に触れる機会を得る。2010年に独立し、現在はフリーの写真家として雑誌やWEB、イベントや写真教室など多方面で活躍中。撮影ジャンルは赤ちゃんから戦闘機までと幅広い。