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これからの季節は星の撮影がおすすめです
「インターバル合成」にチャレンジください!

スクエア新宿では、今年もペンタックスファン感謝デーやサマーフェスティバルなど、さまざまなイベントを行ってまいりました。
これからも秋から冬にかけ、皆様に楽しんでいただけるようなイベントを予定しております。ぜひご期待ください!

9月7日のスクエア通信でご紹介させていただきました「斉藤尚敏氏」による星景写真は、スクエア新宿フォトサロンにて展示中です。
まもなく終了予定となりますので、お早めにご来場ください。
スクエア新宿では、写真展示の効果も大きく、星景写真に関するお問い合わせを多くいただいております。
斉藤氏の作品は、K-70にGPSユニットO-GPS1を使用し、アストロトレーサー機能による星を点光源として捉える追尾撮影です。

今回は、ペンタックス一眼レフによる固定撮影で、カメラ、レンズと三脚のみで、星を円弧の線にして表現する「インターバル合成」の設定方法をご紹介いたします。
この機能は、星が点に写る程度の短い露出時間で連続して撮影し、それをカメラ内で合成するというものです。
搭載機種:PENTAX 645Z、K-1MarkII、K-1、KP、K-70、K-S2、K-3II、K-3

ドライブモードボタンより「インタ-バル合成」を選択し、INFO(詳細設定)ボタンを押し各種設定をします。

PENTAX K-1MarkII、K-1、KP、K-70では、カスタム設定でインターバル撮影中の動作が選択できます。
「撮影間隔」では、露光開始時間から次の露光開始時間までの間隔を設定、「撮影待機時間」では、露光終了から次の露光開始時間までの間隔を設定します。
「撮影待機時間」は「最短」を選択することができるので、シャッタースピードを変えても設定を変更する必要がなくなります。
PENTAX K-3II、K-3、K-S2については、設定方法が違いますので、詳しくはスクエア新宿スタッフまでお問い合わせください。

こちらがスタンダードな設定になります。
撮影回数は、シャッタースピードと、どの程度の長さの光跡にしたいかで変わります。
「開始トリガー」とは、どのように撮影を始めるかです。
一番左のカメラマークにすると、シャッターボタンを押す同時に撮影が開始しますのでブレにご注意ください。
三脚に固定しますので「手ぶれ補正」はOFFに、ケーブルスイッチのご使用をおすすめしますが、セルフタイマーやリモコンでも代用が可能です。
一番右の時計マークに設定すると、開始する時刻を指定できます。

最後に注意点になります!
1.撮影設定MENUの「ノイズリダクション」で「長秒時NR」をOFFに設定して下さい。
  長時間ノイズリダクションが作動しますと、処理に時間がかかり合成がうまくいかない場合があります。
2.ISO感度は少し高めの1600から3200がおすすめですが、高感度時のノイズはご使用のカメラによって異なります。
  実際の撮影前には、あらかじめテスト撮影を行っていただきご準備ください。
  また、RAWでの撮影と付属ソフトを使用しての現像も併せておすすめします。

ぜひ、インターバル合成にチャレンジしてみてください!ご不明な点はスクエア新宿スタッフまでお問い合わせください。

使用機材:PENTAX K-1 + smc PENTAX A 20mmF2.8
撮影データ:F4.5、30秒、ISO200(RAW展開時+3EV)50回合成

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