■トビネコ撮影に必要な3つの条件
とんだりはねたり、生き生きと遊び猫さんたちはとてもフォトジェニック。でも、そんな姿を撮るには少し工夫が必要です。
かわいい猫さんたちは本来は優秀なハンターですのでなかなかのジャンプ力を持ってます。
跳んでる猫、略して「トビネコ」さんの撮影は、遊びを通して猫さんが持て余している身体能力を発揮でき、おうちの中で暮らす猫さんにとっては運動不足の解消、遊び大好きの猫さんはストレスの発散にもなるのではないかと思います。
けれども突然、初めての遊びと撮影が始まっても猫さんは楽しめないかもしれません。
いつも楽しく遊ぶためには普段から一緒に遊ぶことの楽しさを教えてあげることも必要です。
■まずは自然光のみで撮影
まずは午前中の室内で左側からの自然光のみで撮影してみました。モデルは我が家の猫さんたちに協力してもらいました。猫さんのおもちゃを持ちながらカメラを片手に撮ろうと思ったら、想像以上のジャンプで猫さんはフレームアウトしてしまいます。
■今回用意したもの
さて、今回使ったのはこちらPENTAX K-01、小型三脚、防水リモコンの3点セット。
■いよいよ撮影本番です!
三脚に固定したPENTAX K-01で、猫さんがジャンプする高さを想定してフレーミングしておきます。猫さんにジャンプしてもらう場所を決めてそこにピントを合わせます。絞りが開放値だとピントの合う範囲が狭いので最低でもF3.5に設定したほうが良いです。
フレームインしないギリギリのところでおもちゃで猫さんと遊びながら、リモコンでシャッターを切りましょう。※レンズは、DA40mmF2.8XSを使用。
■広角レンズで撮影
でもやっぱり、40mmではどうしてもフレームアウトしてしまう!という場合は広角のレンズがオススメです。こちらではDA 14mm F2.8EDレンズを使ってみました。フレームアウトの心配なしですね。
以下は夕方の室内で電球光と自然光のミックス光での撮影。先程よりも暗いのでISO感度を3200まで上げました。
■画像処理ソフトを使ってみる
とはいえ、「トビネコ」撮影はなかなかの難易度、荒れ・ボケ写真を量産することもあります。せっかくかわいいポーズなのにっもったいない!ボツ写真を救済したい!という場合は画像処理ソフトなどを使って写真を切り抜いてコラージュしてみるのも面白いですよ!こちらは連続した動きが面白かったのですがピントが甘いのでボツにした写真をコラージュしてみました。
■みんなでトビネコ撮影に挑戦しましょう
石原さくら猫フォトレッスン#03
「トビネコを撮ろう!」
@ニャフェ・メランジェ~朝の巻~を来る2012年6月24日(日)に開催いたします。
是非挑戦してみたいという方のご参加をお待ちしております。