Talk Live
「写真が与えてくれた豊かな心」

テラウチマサト
写真家/プロデューサー
1954年生まれ。日本実業出版社を経て1991年に独立。ポートレイト、風景、プロダクトから空間まで、独自の表現手法で常に注目を集める写真家。中でも、ポートレイト作品においてはこれまで6000人以上の俳優、モデル、タレント、経営者などの著名人を撮影。テラウチにしか撮らせないという声も多い。また、風景作品では、その場所の魅力を着実に捉える力を評価され、行政からの撮影要望も多い。2012年パリユネスコ本部より招聘され、ユネスコ イルドアクトにて写真展示を開催。
モノやコトの“隠れた本質”を捉える着眼点や斬新な表現手法に、イベントプロデュースから、町興しのオファーも集まる。写真家としてのクリエイティビティを活かした幅広い創作活動を得意とする。米国マサチューセッツ工科大学で講演するなど、海外からも高い評価を得ている。
http://www.terauchi.com/

ハービー・山口
1950年 東京都出身。写真家、エッセイスト。
中学2年で写真部に入る。大学卒業後、ロンドンに渡り10年間滞在する。一時期役者として舞台に立つが、パンクロックやニューウエーブで沸き立つ、ロンドンが最もエキサイティングだった時代の中、アーティストから市井の人々のポートレイトを撮影し、その作品が高く評価される。帰国後も福山雅治や吉川晃司など日本人アーティストとのコラボレーションを続けながら、街の人々にカメラを向け続ける。人々のさりげない一瞬の表情をスナップ・ポートレイトという手法で写し、その清楚な作風を好むファンは多い。写真のテーマは一貫して「希望を撮る」こと。写真の他、エッセイ執筆、ラジオ、テレビのパーソナリティー、さらにはギタリスト布袋寅泰の「ギタリズム」には作詞家として参加している。
2011年度日本写真協会賞作家賞受賞。最新刊に「HOPE311 陽、また昇る」(講談社)