よくあるご質問（デジタルカメラQ&A)

画像加工検知機能について教えてください。

撮影後に画像が加工・編集されたかどうかを検知して表示する機能です。

画像加工検知機能では、撮影画像全体に対しての加工検知を可能にするデータ作成を実行します。各画像を付属のソフトウェア EC1 で読み取る際に、精度の高い判定を行います。

【機能の使用手順】

• 1.　G600 側で画像加工検知機能を「 ON 」*1に設定して静止画を撮影します。
• 2.　次に、撮影画像をパソコンに取り込みます。
• 3.　 付属のソフトウェア 「 EC1 」が開き、撮影後に画像が加工・編集されたかの確認*2が行えます。

• *1：画像加工検知機能を「 ON 」にすることで、画像を記録する際に画像ファイルの情報を読み取り、検知用情報（電子署名)としてファイルに付加して保存します。
  • ・［ 画像加工検知 ］を［ ON ］にして撮影すると、記録時間が通常よりも長くなります。
  • ・［ 画像加工検知 ］は、静止画撮影時のみ設定できます。
• *2：画像を編集・加工した場合や、ファイルの情報（Exifなど）に変更があった場合などに加工とみなされます。
  例えば、何かのアプリケーションでの上書き保存や名前をつけて保存したり、画像の取り込み、メール転送等、画像表示、回転、プロパティ表示などをし、情報が書換え・追加された場合など、画像を加工したとみなされます。

【補足事項】

• ・G600付属のRicohGateLaで転送した場合は加工とはみなされません。
• ・マスストレージでドラッグ＆ドロップ（ コピー・移動 ）した場合は加工とはみなされません
• ・他のリコーカメラ/他社カメラのファイルは検知対象にはなりません。検知結果表示される場合もありますが、結果については保証できません。
• ・Windows Vista の「 Windowsフォトギャラリー」を使用して画像をパソコンに取り込んだ場合は、取り込む際に画像の撮影情報が一部編集されるため、EC1 では加工・編集された画像とみなされてしまいます。
• ・画像を取り込んだ後に、パソコンで画像または画像のプロパティを閲覧して保存・終了した場合は、閲覧に使用したソフトウェアによっては、加工・編集された画像とみなされることがあります
• ・撮影後に再生モードで［ 回転 ］、［ 画像サイズ変更 ］、［ 階調補正 ］、［ 斜め補正 ］を行った画像は、加工・編集された画像とみなされます。
• ・画像加工検知を［ OFF ］で撮影した画像を、撮影後に画像加工検知を［ ON ］に設定（ 撮影後の電子署名付加 ）することはできません。
• ・［ 画像加工検知 ］を［ ON ］にして撮影した静止画を再生モードで確認しても、画像加工検知［ ON ］のマークは表示されません。