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THE INVISIBLE SCENE
伊藤之一写真展「隠れ里へ the invisible scene」 2012.1.4(wed)→2012.1.15(sun)11:00-20:00 火曜日休館 入場無料

この企画は、写真家伊藤之一氏が滋賀県琵琶湖一帯を中心に撮影した作品、約60点を展示するものです。「隠れ里」とは、世を避けて隠れ忍ぶ里。民俗学によると、山に住む神々が祭りの時など里に現れ、舞を舞いさっていく山間の避地のことをいいます。琵琶湖とそれを取り巻く地域を「隠れ里」と捉えた伊藤氏は、神々の存在すら感じさせる光と影を、四季の移ろいとともに写し撮り、独自の世界観の作品へと作り上げています。 展示作品は全点、リコーのデジタルカメラGXRで撮影されたものです。
写真
【写真家プロフィール】
伊藤之一(いとうゆきかず)
1966年愛知県生まれ、1991年日本大学芸術学部写真学科卒、
(株)博報堂フォトクリエイテイブ(現在、博報堂プロダクト)を経て、
2000年伊藤写真事務所設立。
広告写真制作を主軸に自主制作の作品も発表を続けている。
主な個展に、1997年静かにシャッターは落ちて(コニカプラザ)、
2003年SINSHOKU(コダックフォトサロン)、2003年入り口(銀座ニコンサロン)
2005年ヘソ(WALL)、2009年雨がアスファルト(エプサイト)、2010年凸(WALL)がある。
主な写真集に、「入り口」「テツオ」「電車カメラ」「雨が、アスファルト」(共にWALL)
高岡一弥氏、高橋睦朗氏との共著本に「百人一首」(PIE BOOKS)がある。

【写真家からひとこと】
アスファルトに覆われた道を後にし、少し横道にそれてみる。暫くするとそこには静かに時代に左右されず存在する、いわば真空地帯の様な所があり、古に繋がる光景に出会う。土の上を木々の中を水の際をひたすら僕は歩き続けた。自然の織りなす四季折々の情景を小さなカメラを携えて撮影する中で、自らの五感が研ぎすまされていくのに気づく。湿度を帯びた日本的心情を感じる隠れ里を歩きながら、自らの中に隠された自然に反応する本能が目覚め、懐かしき里のイメージが立ち上がる思いがした。
隠れ里を歩きながら、僕にとっては非日常であるこれらの光景が何故かとても懐かしく感じられたのである。
展示風景
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関連イベント

1月7日(土)に、伊藤之一氏によるトークショー、レセプションパーティーが開催されました。
1月14日(土)に、伊藤之一氏を講師に迎え、都内近郊でGXRを対象とした撮影会が開催されました。

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