雨や雪は空から降り、川に流れ海や湖や沼に注がれる。霧や霜、氷と自然界の中で水は流転をしながら旅をする。自然の中の水の旅の出逢いに向き合ったカラー作品20点余りで構成。
リコーイメージングスクエア東京
「H₂Oの旅」東北戸田和宜
作者 | 戸田和宜 (作家在廊予定) |
---|---|
作品名 | 「H₂Oの旅」東北 |
会期 | 2021年1月7日(木)~1月18日(月) |
時間 | 当面の間、10:30~16:00までの短縮営業 (最終日16:00終了) |
定休日 | 火・水定休および弊社休業日 |
入場 | 無料 |
会場 | リコーイメージングスクエア東京 ギャラリーR |
連絡先 | 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP ℡0570‐006371 |
作品コメント
6年余り前に日光「晩秋から冬へのH₂Oの旅」という水の流転をテーマにした写真展を行いました。同じテーマで日光を撮り続けながら、東北に足を延ばす事になり、日光の写真を撮り始めてから数えると25年以上の時が流れました。当初よりも暖冬の年、春の訪れは早く、秋はメリハリのない紅葉を自身の肌で感じる事が多くなりました。地球温暖化の抑制に森の役割が大きく関わっていること、森は雨量に大きな影響がある事が知られています。地球上の全ての生物は水の存在なくして生きて行く事は出来ません。一方で近年の大雨は各地に甚大な被害をもたらす事が頻繁に起こるようになったのも地球温暖化が大きな要因と考えられています。自然風景を撮り続ける者の一人として、常に自然を尊び謙虚に向き合い、豊かな自然が何時までも続く事を願いながら、地球環境を考えていきたい。自然が生み出す息づかいを感じて頂き、その思いが少しでも届く事が出来たら喜びです。
戸田和宜
作者プロフィール
- 1947年
- 千葉県成東町に生まれ、生後間もなく現在の地江東区の下町に移り現在に至る
小学生で初めて買ってもらったのがミノルタのレンジファインダーのカメラ。中学生になりペンタックスS2を持ち、興味のあるものなんでもレンズを向けて撮っていた。
大人になってからは、日光を始め自然風景をペンタックス67・645Nのカメラを使い撮影に没頭し、現在はPENTAX 645Dを中心に東北方面の自然風景を撮り続けている。
- 2008年
- 自然観察指導員(NACS-J)
- 2015年
- フォトクラブ木木ッ木(キツツキ)を首謀設立し現在に至る
写真展
- 2012年
- 「福島・震災後の桜たち」 江東区森下文化センター
- 2014年
- 日光「晩秋から冬へのH₂Oの旅」 リコーイメージングスクエア新宿(現リコーイメージングスクエア東京)
- 2018年
- 「四季・出逢い・そして・・・」フォトクラブ木木ツ木写真展 江東区文化センター
- 2018年
- 「惑ろいのとき」渡良瀬遊水地 フリースペース緑壱
- 2019年
- 「四季・出逢い・そしてII・・・」フォトクラブ木木ッ木写真展 江東区文化センター
- 2020年
- 「四季・出逢い・そしてIII・・・」フォトクラブ木木ッ木写真展 江東区文化センター【写真集】