「うつろう」とは、常あらぬ。移、写、映、虚、空といった漢字をあてることもできます。今回は、うつろう、無常の象徴として「水」をとりあげたカラー作品約40点で構成。
リコーイメージングスクエア東京
「水うつろう季」田中すみれ
作者 | 田中すみれ (作家在廊予定) |
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作品名 | 「水うつろう季」 |
会期 | 2020年10月15日(木)~10月26日(月) |
時間 | 10:30~18:30(最終日16:00終了) |
定休日 | 火曜日・水曜日 |
入場 | 無料 |
会場 | リコーイメージングスクエア東京 ギャラリーR |
連絡先 | 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP ℡0570‐006371 |
作品コメント
流れる、映り込む、石走る、落ちる、染み込む、泡になる、跳ねる、輪を描く。水が変化(へんげ)した氷、霧、雪、雲。そして、雨水はコケをフカフカにし、ブナの枝先から根元に貯まり樹幹流になります。儚く、寂しく、消えていくような光景。それは消えた後に、また新しい何かが現れる期待を含んでいる。だからこそ、シャッターを切り続けたのだと思います。
美しい、と感じるものは人により異なります。しかし、私が被写体を発見した時の感動、シッターを押した時の喜び、その瞬間の空気を、みなさまに感じて頂き、琴線に触れることができたら幸いです。
田中すみれ
作者プロフィール
群馬県立前橋女子高等学校、立教大学社会学部卒業
外資系証券会社、研究所を経て、情報ベンダー勤務
隔月刊・風景写真、月刊・日本フォトコンテスト 入選多数
写真展
2009年 「麗林紫抄」(ペンタックスフォーラム 現リコーイメージングスクエア東京)
2015年 「森巡礼」(リコーイメージングスクエア新宿 現リコーイメージングスクエア東京)
写真集
2015年 「森巡礼」
2020年 「水うつろう季」