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「すべては水から・・・」三宅世展 (みやけせいてん)

水の写真家・三宅世展が、30数年間撮り続ける水の神秘を、独自の感性で表現したカラー作品約30点で構成。

ONLINE写真展

作者 三宅世展 (みやけせいてん)
作品名 「すべては水から・・・」
会期 2016年3月23日(水)~4月4日(月)
時間 10:30~18:30(最終日16:00終了)
定休日 火曜日
入場 無料
会場 リコーイメージングスクエア東京(ペンタックスフォーラム) ギャラリーI&II
連絡先 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP
℡03(3348)2941 担当:江上

作品コメント

私は水を専門に撮影している写真家です。
地球上に住む動植物は水の恩恵を受けながら、極当然の様に利用して暮らしています。そして私たち生き物はその恩恵を受けるだけで、水に対して何も理解していません。そこで私は科学的な事は分かりませんが、写真を通して水の美しさ、荒々しさを見る事によって、少しでも水を知りたいと思い、水の写真を専門に30数年間撮り続けてきました。
話は私の全くの空想にしか過ぎませんが・・・
水の始まりはいつからかは想像もつきませんが、私たち生物が生まれる以前から存在していました。最近、火星にも水が存在しているような話を聞きましたが、私は宇宙に水が存在しているのは当然だと思っています。
宇宙空間では小天体同士がぶつかり合いを繰り返し起こし、やがてそれが大きな塊となって多くの惑星になったと思っています。その小天体同士を大きな塊にしたのは、他の要因もあるとは思いますが、水の存在も大きいと思えるのです。水があるからこそ、物と物が結合しやすかったのではないでしょうか。
地球が誕生してから間もなく、いくつかの小天体が隕石として地球上に落ち、そして地底や海底で眠り続け、地球の環境に馴染んだ状態になってから、隕石の中で眠っていた微生物が外に生まれ出てきたのが、地球上で生きる生物や植物の始まりだと思います。
普通、1+1=2となりますが、水に関しては1+1=1なのです。つまりコップ1杯の水を他のコップ1杯の水に加えても1なのです。そのように考えると、地球上の水も宇宙に存在する水も1であり、同じ水です。
私たち生き物はそんな宇宙的な水の側で生活しながら、『宇宙水』とは気が付かずに暮らしています。宇宙の水の存在は科学者に任せて、私は直ぐ側にある宇宙を司っていると言っても過言ではない水をモチーフに、レンズを通して、水の持つ神秘を表現したいと考えています。
水は決して同じ表情をしません。同じ環境下で水の流れを撮影しても、同じ表情は二度としません。表情が永久に変わり続けているのです。
そんな水の普遍的変化を、今回の写真展で紹介出来れば幸いと思っています。
私は海の水は撮りません。海の水は水の休むところであり、そっとしておいてやりたいのです。
3月22日が『世界水の日』となっており、1日遅れですが、それにちなんで開催させて頂きます。 三宅世展

作家プロフィール

1983年 第1回「水の写真展」を銀座にて開催。
1987年 第4回・中国国際芸術写真展にて、作品「水の世界」が入選する。
1988年 東京・新宿、大阪・南、愛知・名古屋にて「水の写真展」開催。
1992年 4月より在外生活を始める。
1994年 パキスタン・イスラマバードのロータスギャラリーにて水の写真展「The Soul of Water」開催。
     パキスタン・カラチのフレア・ホールにて水の写真展開催。
1995年 パキスタン・ラホール、アル・ハラム・アートギャラリーにて水の写真展開催。
2001年 エティオピア、アジスアベバ、タイトゥ・インターナショナル・アート・センターにて「The Beauty of Water」写真展開催。
2008年 ブラジル・ブラジリア、レナート・ルッソ・文化スペースで「水の美」写真展開催。
     ブラジル政府環境省の「世界水の日」で水の写真を展示する。
     ブラジル・ベルンのバレー州立台大学博物展にて「水の美」写真展開催。
     ブラジル・マナウスのアマゾナズ州議会場ホールにて「水の美」写真展開催。
2012年 4月に帰国。
2012年 6月から愛媛県伊方町に移り住んで撮影活動を行う。
2013年 6月、愛媛県・伊方町生涯学習センターにて「大切な水」写真展開催
2015年 5月より熊本県阿蘇市に移住。

使用機材:PENTAX 645Zほか


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