写真家・大山行男が生み出す、独自の映像世界「富士悠久」そして「印度逍遥」。
一人の写真家による、二つのテーマの写真展同時開催は、リコーイメージングスクエア東京初の試みとなる。大山が描いた、誰も真似する事の出来ない富士と印度の作品約50点で構成。今までに見たことのない、究極の映像世界がそこに広がる。
リコーイメージングスクエア東京
「富士悠久」-2014リコーイメージングカレンダー作品-大山 行男
開催期間 | 2013年12月4日(水)~12月16日(月) |
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開館時間 | 10:30~18:30(最終日16:00終了) |
定休日 | 火曜日 |
入場 | 無料 |
会場 | リコーイメージングスクエア東京(ペンタックスフォーラム) ギャラリーII |
連絡先 | 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP 03-3348-2941 担当:松枝・江上 |
作品コメント
富士悠久。夢のような富士を求めて三十数年。若い頃より富士に踏み潰されるまで奴隷のような日々を送ってきた。
富士に呼ばれれば夏冬問わず重いザックを担ぎ、南アルプスの山頂を目指した。それも究極の光景を一目みたいという一心だった。
そんなおり、インドとの出会いが初まる。
街の景観、人々の雑踏、迷路は四方八方と果てしなく伸び、私を誘うが富士とインドの未知との遭遇の接点はと問えば、どちらも究極な世界で結ばれていることに違いない。
どの道も信じて進めば必ず結果が出てくると考えている。大山 行男
作者プロフィール
- 1972年
- 日本各地を放浪しながら、蒸気機関車の撮影を主として写真家活動を始める。
- 1976年
- 富士山の魅力にひかれ、富士山の撮影に打ち込み始める。
- 1984年
- 初の個展『富士千年』を開催。
- 1985年
- 山梨県忍野村に転居
- 1990年
- 富士山麓・上九一色村富士ヶ嶺(現・富士河口湖町)に自らの手で家を建て、撮影拠点とする。
- 1991年
- 富士山からはなれ、アメリカ放浪。帰国後富士山を見つめ直す。
- 1993年
- 新たな気持ちで樹海撮影に取り組む。
- 1995年
- 撮影に大型の8×10カメラを使い始める。
- 2008年
- この年からインド取材行開始。
- 2010年
- 日本写真協会賞作家賞を受賞
写真集
- 1984年
- 『富士山』グラフィック社、『Mt.Fuji』E.P.DUTTON.NEW York
- 1988年
- 『富士-神々のシルエット』玄光社
- 1992年
- 『初めての富士山』小学館
- 1994年
- 『富士山 大山行男写真集』キュウ・フォト・インターナショナル
- 1995年
- 『100Mt-FUJI』作品社
- 2001年
- 『富士』毎日新聞社
- 2003年
- 『富士樹海』毎日新聞社、山と渓谷社の『カレンダー2003美しき富士』2014年版まで続く
- 2006年
- 『宇宙の富士山』山と渓谷社
- 2008年
- 『富士山』クレヴィス
- 2009年
- 『富士詩』クレヴィス
- 2010年
- 『富士』クレヴィス
- 2011年
- 『大地の富士山』山と渓谷社
- 2012年
- 『Mt.Fuji カムナビノヤマ』(野草社)
- 2013年
- 『富士山』クレヴィス、『富士山-宇宙との連なり』毎日新聞社
使用機材
PENTAX 645D
大山行男ギャラリートーク開催
日時:2013年12月7日(土)・8日(日)14:00~(参加無料)
場所:リコーイメージングスクエア東京(ペンタックスフォーラム)ギャラリーI&II
東京都新宿区西新宿1-25-1新宿センタービルMB階
TEL 03(3348)2941