天竺牡丹とはダリアの事であるが、山形県川西町ではダリヤと呼ばれる。雨上がり、花弁からこぼれる水滴が光にきらめき雫とともに鮮やかさを増した花たち。祈りを込めて切り撮ったカラー作品約30点で構成。
リコーイメージングスクエア東京
「天竺牡丹~光の雫~」藤田 泰
開催期間 | 2013年11月6日(水)~11月18日(月) |
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開館時間 | 10:30~18:30(最終日16:00終了) |
定休日 | 火曜日 |
入場 | 無料 |
会場 | リコーイメージングスクエア東京(ペンタックスフォーラム) ギャラリーII |
連絡先 | 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP 03-3348-2941 担当:松枝・江上 |
作品コメント
約2年前、初めてデジタル一眼レフカメラK-5を購入した時、圧倒的な画質の良さに驚き、一瞬で気に入りました。以降少しずつレンズを買い揃え始めました。
今までずっとコンパクトデジタルカメラで撮影していたダリヤを、昨年の夏より購入したばかりのD FA MACRO 100mmF2.8 WR で撮影を行うようになりました。
僕自身が小3の時、父のお下がりのカメラで初めてシャッターを切った時から今日まで、何も考えずに無邪気に撮り続けたけれど、今になって初めて気づきました。僕はただひたすらに写真好きのPhotokidsである事を。
写真を撮る事に、余計な気負いはしたくないし、忙しい日常の中で、わずかな息抜きに美しく映ってくれと祈りを込めてシャッターを押すだけの行為は、生涯ずっと続けたいと思います。
川西町のダリヤ園は、子供の頃から通い慣れた公園。昔と比べると整備され随分と変わりましたが、私にとってダリヤを撮る事は当然の成り行きであると思うとともに、ダリヤの神秘的で豊かな色彩を感じ取っていただければ、これ以上の喜びはありません。
是非ゆっくりとご覧頂けると嬉しいです。
藤田 泰
作者プロフィール
- 1965年
- 山形県長井市に、聴覚障害者として生まれる。
小3の時、父のお下がりのカメラで写真を撮り始める。 - 1985年
- 筑波大学附属聾学校卒業。社会に入ってから現在まで、独自で写真活動を継続。
- 現 在
- 会社勤務傍ら、一般社団法人山形県聴覚障害者協会 置賜支部事務局を担当し、聴覚障害者の社会参加促進を図る活動を行う。
今回、初めて写真展を開催。