富士山を遠望する地で育った私が、日常風景の一部でしかなかったこの山を被写体として見つめ直した時、身近な事への愛おしさを深く感じ取れるようになっていった。人生と自然の共鳴を探求し「心澄む時」を捉えたカラー作品約35点で構成。
リコーイメージングスクエア東京
「心澄む時を求めて~富士の麓より~」 清水正仁(シミズマサト)
作者 | 清水正仁(シミズマサト) |
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作品名 | 「心澄む時を求めて~富士の麓より~」 |
会期 | 2019年2月20日(水)~3月4日(月) |
時間 | 10:30~18:30(最終日16:00終了) |
定休日 | 火曜日 |
入場 | 無料 |
会場 | リコーイメージングスクエア東京(ペンタックスフォーラム)ギャラリーⅠ |
連絡先 | 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP ℡0570-006371(ナビダイヤル) 担当:狩野・和田 |
作品コメント
完璧すぎるその形に撮る事を躊躇してきた富士山。私が住む藤沢市からもよく見え、子供の頃から自身の成長と共にある絶対的な存在でした。撮影する事によって身近だったこの山を見つめ直した日々は、まさに自分の人生を振り返る時間となり、遠くのものを追い求めるばかりでなく身近な事、家族の事、自身の事をより深く考えるようになっていきました。
作品は富士山そのものではなく、富士に関わる森や里、人との関わりなども含め、すべての事象には意味があるという事に焦点を絞ってきたつもりです。琴線に触れた対象を素直に額縁に収めてみました。写したかったのは自身の心。これからも「心澄む時」を求めて一歩を刻み、人生と自然の共鳴を探求し続けたいと思います。
作者プロフィール
- 1969年
- 生まれ。神奈川県茅ケ崎市出身。
- 1997年
- 銀座、二人展「野の詩」開催。(野草写真)
- 1999年
- 写真家 鈴木一雄氏に師事。(通信3年間)
- 2004年
- 銀座、二人展「心澄む時」開催(山岳写真)
- 2009年
- キタムラ賞入賞(甲斐駒ケ岳の写真)
- 2016年
- 新宿、初の個展「ちょくちょく散歩・ときどき山歩」開催/リコーイメージングスクエア東京
- 2017年
- 藤沢、個展「ちょくちょく散歩・ときどき山歩」湘南中央病院
使用機材:PENTAX K-1・K-5IIs