高度経済成長期の1960年代に次々と廃線を迎えた地方私鉄を求めて、
全国各地を撮り歩いたモノクロ作品約40点で構成。
リコーイメージングスクエア東京
「地方私鉄1960年代の回想」風間 克美
作者 | 風間 克美 |
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作品名 | 「地方私鉄1960年代の回想」 |
会期 | 2018年10月3日(水)~10月15日(月) |
時間 | 10:30~18:30(最終日16:00終了) |
定休日 | 火曜日 |
入場 | 無料 |
会場 | リコーイメージングスクエア東京ギャラリーI |
連絡先 | 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP ℡050(3534)6371 担当:狩野・和田 |
作品コメント
1960年代初頭、日本各地に数えきれないほどの地方私鉄が存在していました。その多くは国鉄の駅と付近の町村を結ぶ小規模な鉄道で地域の足として活躍していました。こんな小さな鉄道も、社会の大きな節目となった「東京オリンピック1964」を境に急速なクルマ社会の到来によって乗客や貨物をバスやトラックに奪われ、あっという間に衰退し消えてしまいました。
地方私鉄の賑わいと終焉の1960年代は、それまで受け継がれてきた日本の暮らしの風景が一変する10年間でもありました。地方私鉄が時代に飲み込まれる直前の輝き。そしてその直後に迎えた終焉。1960年代の地方私鉄に失われた日本の風情をきっと感じてもらえると思います。
風間克美
作者プロフィール
1943年 東京都品川区生まれ。
1962年 法政大学工学部入学。
学生時代に消えゆく地方私鉄を求めて全国各地を撮り歩く。
2005年 機械メーカを退職し、1960年代に撮りためたネガのプリントを開始。
写真展
2006年 「懐かしき軽便鉄道」 華音留ギャラリー・渋谷区神宮前。
出版
2018年4月 写真集「地方私鉄1960年代の回想」上下巻 OFFICE NATORI発行。電気車研究会 発売。
使用機材: PENTAX SP他